こんにちは!まだまだこれからもうつとつきあっていく @kun_maa です。
原作本は、うつ病がまだひどかった時に読みました。
読みながらひとりで泣きました。
自分が読み終わった後、妻や子どもたちにも読ませました。
妻は複雑な表情をしていましたが、子どもたちは無邪気に笑ってました。
映画化された時は、まだとても映画館に行って映画を観ることができる状態ではなかったので、気にはなりましたが結局行かず終いでした。
ずっと気にはなっていたのですが、なかなか観る機会もなくようやくDVDをレンタルしてきてひとりで観ました。
やっぱり泣きました。ひとりで観て正解でしたね。
<あらすじ>
うちの家族は、私(妻・髙崎晴子)とツレ(夫・幹男)とイグアナのイグのちょっと変った家族だ。ツレは仕事をバリバリこなし、毎朝お弁当まで作っちゃうスーパーサラリーマン(だった)。
おまけに性格は超ポジティブ。
そんなツレがある朝、真顔で「死にたい」ってつぶやいた!
結婚5年目、ツレの変化にまったく気づかないなんて・・・ゴメンね、ツレ。
そして、うつ病の原因が会社にあるなら辞めちゃえばいいのになって思った私は「会社辞めないなら、離婚する!」と告げた。
会社を辞めたツレが主夫になり、家事嫌いの私は内心嬉しかったり・・
でも、ツレのバカ真面目で完璧主義な一面もクローズアップ!
時々イラッとすることもあるけれど、私は以前より明るい性格になれたし、グチグチ文句を言わなくなったし、病気が教えてくれたこともたくさんある。
しかし、収入源がなくなり髙崎家は貧困街道まっしぐら!
そこで私は編集部へ行き、大胆発言をした。「ツレがうつになりまして、仕事をください!」
私は新しい仕事をもらい、ツレの体調も徐々に回復に向かい、ほっと一安心。
もう二度とあの元気なツレに会えないの?と不安になったこともあるけれど、考え方次第で人生はハッピーになると知った。
そして、小さなつまづきのその先には、ある奇跡のような出来事が待っていた。 (作品公式HPより引用)
「うつ病」という暗くなりがちな重いテーマを扱いながらも、非常にほのぼのとした雰囲気でユーモアを交えながら前向きな気持ちにさせられるいい映画です。
僕は観ながら所々で泣いてしまいましたが、それは自分のことと重ね合わせてしまったり、つらかった頃のことを思い出したことももちろんあります。
でも、涙の多くは堺雅人と宮﨑あおいの好演によるところが大きかったと思います。
特に、宮﨑あおい。
今まで特に気にしたことはなかったんですけど、いい女優さんですね。
観ていて惚れてしまいそうになりました。いや惚れたかもしれません。もしかして恋?
ストーリー展開はほぼ原作に忠実に作られているのに、原作よりも二人の夫婦愛を強く感じたのは主演の二人の雰囲気なのかもしれません。
堺雅人に嫉妬します。
しつこいようですが、「宮﨑あおい」はいい!「宮﨑あおい」はすごくいい!
大事なことなので2度いいました。
僕がうつ病になって、自分の病気がなにもわからない時に手にしたのもこの本ですから。泣きながらこの本で病気の概要を知ったようなものです。
それだけ原作に対する思い入れも大きい作品でしたが、すばらしい映画に仕上がっていると思いました。
観て絶対損はしないし、観てよかったと思える作品です。
当然、みなさんにオススメしたいです。
特に宮﨑あおいに注目して( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン