[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]より少ないことは、より豊かなことだ/LESS IS MORE @kun_maa

こんにちは!昔から物欲があまりない @kun_maa です。
 
僕は、日本は他の国と比べても安全で豊かないい国だと思っています。
 
でも残念なことに、さまざまな国際的な幸福度の調査では、北欧の国々が常にトップクラスにいるのに対して、日本人の幸福度はかなり低いという結果が出ています。
 
税金と社会保障を合わせた国民負担率が6〜7割近くの北欧諸国の人々に対して、負担率が4割程度の日本人は、なぜ幸せを感じられないのでしょうか。
 
「LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた」(本田直之 著)

 
 
ハワイと東京の両方に拠点をおいてデュアルライフを実践している著者が、自身の生活と北欧(デンマークスウェーデンフィンランド)の幸福度ランキングの高い国々で、さまざまな職業の20人以上から聞いた話を踏まえて確信した「新しい幸せ」についての考え方、実践の仕方を説いています。
 
インタビューをした北欧諸国の人々に共通すること、そして著者自身が幸福度の高い国々で生活してみて思うのは「物質的なモノよりもっと精神的なもの、経験的なものに幸福度を感じている」ということです。
 
本書のタイトルにもなっている「Less is more」は、ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。
 
この「より少ないことは、より豊かなことだ」というキーワードが示すとおり、幸せの価値観が変わり始めた今の時代に、これまでの物質至上主義の価値観を卒業して、モノや場所やさまざまな制約に縛られるのではなく、見た目は質素でも中身は豊かなライフスタイルを自ら選択していくことが大切なのだと著者は述べています。
 
そのためには、「自分に力をつけること」「自己管理をすること」などが必要となります。
 
本書ではこれらを「自由に生きるための『新しい幸せ』10の条件」としてわかりやすく説明するとともに、これからなにを変え、なにを捨て、なにをするべきなのかというたくさんのヒントを語ってくれます。
 

自由に生きるためにやらないことを決める。

なんでも欲しがるのではなく、身の丈を知り、短期的な満足ではなく、体験などを通した小さな幸せの積み重ねを感じる感性を取り戻すことの大切さを説いている部分にとても共感した一冊です。

 

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僕が泣いて喜びます。

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