こんにちは!タイのお守りコレクター @kun_maa です。
タイのお守りを集め始めてから数年たち経ちますが、今では100個以上のお守りが手元にあります。
タイのお守りについてはこちらの記事を参考にしてください。
今日は、少し毛色の違うお守りをご紹介します。
ผีกุมารทองสมพัต(ピー・クマントーン・ソムバット)
<ピー・クマントーンとは>
タイの「クン・チャーン・クン・ペーン」という昔話に出てきた話で、死んだ胎児の霊を育てたという逸話が残っている男の子の精霊のことです。
身体が腐らなかった胎児の死体や子どもの人形に宿ると言われています。
以前、堕胎した胎児の遺体をつかって、ピー・クマントーンのお守りを作っていたお寺があったり、坊さんがそれで逮捕されたりという話も聞いたことがあります。
僕が持っている、このお守りには遺体は使われていないと思いますけどね。
ちなみに、ソムバットというのはこの子どもの精霊の名前です。
<お祈りの言葉>
タイのお守りには、願い事をするときにそれぞれ決まった経文があります。
僕も口頭でいろいろ教えてもらいましたが全然覚えられません。
このクマントーン・ソムバットの経文はプリントでくれたので助かります。
書いてある内容は次のとおりです。
ナモータッサ パカワトー アラハトー サンマー サム プッタサー(これを3回唱える)
クマー ローマー マッマッ エーヒ ジッタン ピッヤン マッマッ(これを3回唱える)
お供え物をする時は、果物を3種類、緑色か赤色のジュース、線香を3本供えます。
願い事をする時は、線香を1本供えて、願いが叶ったらお礼になにをするかを言います。
子どもの霊なので普段からいろいろイタズラをするし、願い事をするときに約束したことを守らないと悪いことが起きるそうです。
ちょっと扱いにくくて怖いでしょ?
僕は果物のお供え3種類とか無理なので、よくお菓子を買ってきてそれをお供えしています。
日本人からすると、そんなこと迷信だと思ってしまいますが、タイ人はけっこう真剣に信じている人が多いと思います。
これも文化の違いですね。
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