[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]異質の組み合わせ「カウボーイ&エイリアン」がおもしろい

こんにちは!映画は心の肥やし @kun_maa です。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と言ったのは誰でしたっけ?
忘れちゃいましたが、この作品がまさにそうです。西部劇+エイリアン。

 
もし西部劇の時代にエイリアンが地球侵略にやってきたら・・そう、西部劇になぞの飛行物体や不気味なエイリアンが登場するという、一歩間違えればキワものB級映画になりかねない設定です。

でも、このなさそうであり得る設定の違和感がこの作品の魅力です。
 
地球よりはるかに文明が進んでいるエイリアンが、カウボーイたちが活躍する西部開拓時代の地球を侵略しにくるはずがないと誰が言えるでしょう。

主人公は記憶を失くし、寡黙だけど凄腕のガンマン。

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町を力で牛耳る権力者とその取り巻き&バカ息子、主人公に近づく謎の女…。
 
そんな西部劇的な世界に突如として攻撃を仕掛け、人びとをさらっていく謎の飛行物体と異形のエイリアン。

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たしかにタイトルがパッとしないのは認めます。
正直「どうせくだらないB級映画でしょ?」と思ってしまいますよね。

でも、これがおもしろいんですのよ、奥様!
 
主役のダニエル・クレイグのカウボーイ姿は渋くてカッコいいし、町を牛耳る悪者役はあのハリソン・フォードが演じています。

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そして、圧倒的に強いエイリアンに対して立ち向かうのは拳銃、ライフルやダイナマイトといった西部劇
でおなじみの武器しか持たないカウボーイたちと、槍と弓矢をかまえた先住民族の連合部隊。

その戦闘シーンはスピード感もあり、迫力満点です。

あえて難を言えば、超絶すごい武器を持ってるはずのエイリアンが戦闘シーンではなぜか素手で闘っているという不自然さ(それでもすげー強いんですけど)、西部劇的要素を盛り込みすぎて、若干ストーリー展開が西部劇的になりすぎてしまっていること、主要な登場人物の背景の描き方がやや物足りなくて人間関係の深みがないことを感じました。

それでも、それらの突っ込みどころをカバーして余りあるエンターテイメント作品だと思います。

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西部劇とエイリアン好きにはお薦めの作品です。

2011年アメリカ映画
 
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