こんにちは!うつからの復職に向けて日々生活リズムを整えようと努力している @kun_maa です。
僕は普段、iPhoneアプリの「iライフログ」で生活の記録を残し、主治医との診察の際には、それを紙に手書きで落とし込んだ「行動セルフチェックシート」を持参して、医師に見せながら病状や日々の行動について説明をしています。
iライフログNatz Soft カテゴリ: 仕事効率化 更新: 2012/4/16 |
今回ご紹介するこのアプリ「Wellbe Partner for Rework」は、僕の「うつ」のようにメンタルヘルス不調で仕事をお休みしている方と会社人事、総務、産業医、主治医などの当事者間で情報を共有し、スムーズな復職に役立てるよう作成されたアプリです。
特徴としては、日々の生活リズムや復職に向けた取り組みを記録し、PDFでレポートを作成してメールに添付できるというものです。
そのレポートを基にして、主治医の診察や会社側の復職判断、産業医との面談で活用することで休職者の情報の共有化が図られ、復職に向けてのサポートとなるものです。
では早速、見ていきましょう。
アプリを立ち上げるとまずこの画面が出ます。version1.0.0 まだ出来たてホヤホヤです。
続いて、ホーム画面です。桜の絵がほのぼのとした気分にさせてくれます。
右上の設定ボタンをタップしましょう。ユーザー情報を入力することができます。
このアプリでは、利用者の氏名・メアド・会社名など個人の特定につながるような情報は収集しないということなので安心して入力してくださいとのことです。
結果レポートを送付する際の、会社への報告先メアドは3件まで登録できます。もちろん自分宛のメアドも登録できます。
設定画面ではアラート機能の設定もできます。
「夜更かし防止機能」をオンにすると深夜0時から5時までのアプリ使用時にポップアップで警告が出るそうです。
他には、薬の飲み忘れや通院忘れを防止するために各服薬時刻や次回通院日の前夜にアラートを表示することも設定できます。
活動記録は「睡眠」「食事」「薬」「活動」「まとめ」の5つのカテゴリーが用意されています。
カテゴリーを選択したあと、日付欄の+ボタンをタップすることで各入力画面に変ります。
①「睡眠」夜間と日中の睡眠が選択でき、入床・離床時刻、睡眠の満足度が入力できます。
②「食事」食事の種類は朝・昼・夕・間食が選択でき、食事の時刻とカロリーが入力できます。
ただ、カロリーは自分が食べたもののカロリーを把握していないと入力できないので、毎回は難しいかもしれません。
③「薬」定時薬と日中の頓服、不眠時頓服の三種類分かれていて、飲んだ状況が選べるようになっています。
④「活動」活動の内容、時間帯、活動時間がそれぞれ選べます。
⑤「まとめ」今日の気分を振り返ってどうだったかを選択でき、30文字までのメモもできます。
毎日入力したこれらの記録は、自動的にPDF形式のレポートとして作成されます。
<まとめ>
ざっと機能を見てきましたが、必要な機能がコンパクトにまとまっていて使いやすいかなと思いました。
実際にレポートを関係者に見せるかどうかは別にしても、これから復職を目指していこうという方や現在治療中の方が気楽に使って、自ら振り返りを行うことで、自分のペースが作れればいいのではないかと思います。