こんにちは!バブル時代後半就職組の@kun_maaです。
僕の業界はバブルの影響をほとんど受けなかったのでおいしい思いは皆無でしたけど。
僕は割と他人の半生記とか自伝的なものは「すごいだろ!」感が好きになれなくて読まない方なのですが、本書は抵抗感なくスラスラと読むことができました。
それはたぶんドヤ顔で経験を語るのではなく、小さな努力の積み重ねと謙虚さが読み取れたからだと思います。(麻布の貴公子の頃の立花さんには少しチクショーと思いましたが)
それはたぶんドヤ顔で経験を語るのではなく、小さな努力の積み重ねと謙虚さが読み取れたからだと思います。(麻布の貴公子の頃の立花さんには少しチクショーと思いましたが)
冒頭で、
読んでみればわかりますが、借金を自分で払うと決めてからの立花さんという個人のそれまでの生き方の破壊と再生。そして「自分の人生」を生きていこうとする力強さに引き込まれていきます。
その過程について、語り口は軽く書かれていますが、相当大変なことだったはずです。生き方を変えていくための努力と工夫を積み重ねていく様子がわかりやすく描かれています。
本書の中で僕が好きな箇所は、次の部分です。
「借金返済が目標ではなく、ごく近い場所にある「通過点」に変化しました。これがとても大きなポイントだったと思います。」(P.131〜132)
「そして、借金を背負ったことで、はじめて「自分はどんな人間になりたいのか」ということを真剣に考えるようになりました。」(P.161)
その前向きさは感動的ですらあります。
「そして、借金を背負ったことで、はじめて「自分はどんな人間になりたいのか」ということを真剣に考えるようになりました。」(P.161)
その前向きさは感動的ですらあります。
まとめ
月並みな感想になってしまいますが、人間って本気になれば変われるんだなと思いました。
本気になれば運や縁も引き寄せ、自分のなりたい自分に向かって進んでいける。そんな立花さんが眩しく(決して頭がではありませんよ)感じられました。
お薦めの一冊です!
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