[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]左遷されて心が折れたけど気分を入れ替えてやっていこう @kun_maa

春先は多くの会社で大幅な人事異動のシーズン。

僕も今年は他の部署への異動が決まった。新しい仕事自体は決して窓際的だとか懲罰や左遷人事の対象となるような仕事ではない。

その方面でのキャリアを積んでいく上では貴重な体験となる仕事だ。

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しかし僕にとっては今更その仕事をやらされるのか...と思わざるをえないこれまでの経歴からいえば明らかに格下の仕事。どう考えても左遷だ。

人事が何を考えて僕にその仕事をやらせるつもりなのか、人事担当者からも現在の上司からも何の説明もないので知る術もないが、現在の職位も長くなったので年齢や経歴から、もしかしたらそろそろ昇任するのではないかという淡い期待を心に抱いていただけに心が折れた。

 

昨夜はヤケ酒気味にクラフトビールを飲み歩いたが、飲んでも飲んでも酔うことはできず、ビアバーの店員さんやお店で偶然知り合った人との普通の会話に少しだけ心が癒されたものの落ち込んだ気分は今も引きずっている。

 

これは憶測でしかないが、やはりうつ病治療が続いていることが要因にあるのではないかと思っている。それほど忙しくはない現在の職場で4年間勤務している間にうつが寛解していればまた違った方向に進めたのかもしれない。

通常であれば2年サイクル程度で異動させられる現在の職場に、温情人事で4年間置いてくれたにもかかわらず、その間にうつ病を治せなかったことで格上の重要な仕事を任せることはできないと判断されたのだろう。

 

ここのところしばらくは調子も良くて気分の落ち込みなど仕事に影響が出るような状態はなかったのだが、それでも投薬量が変わらない現状に少しずつ焦りを感じていたことは確かだ。

それでも本当に辛かった時に救ってくれた主治医の判断なので信じて通院している。治ったという判断を得られないのだからまだまだ問題があるのだろう。

自分でもそう思うのだから人事担当部署が不安に感じても仕方がない。

 

それでも同期の連中がどんどん偉くなっていくのを横目に自分だけが左遷されるのか...という気持ちは否めず、自分の感情を誤魔化しきれない。

やはり一度精神的に潰れた者は余程のことがなければ組織で上に行くのは難しいのかも知れないな...などと僻み根性丸出しで嫉妬心の塊のように鬱々とした気分に囚われたりもしている。

 

おそらくこの気持ちはそう簡単には消えないだろう。自分の中の嫌らしい部分をまざまざと見せつけられて、自分ってつくづく醜い奴だなとは思うのだけれど。

たとえ職位が上がらなくても、異動先の仕事が自分の今後のキャリア上プラスになるとは思えなくても、それでもこの組織の中でやっていこうと決めたのだから泣き言ばかり言っていないで気分を入れ替えてしっかりと働こうと思う。

もちろん病気の治療にもしっかりと取り組もう。

 

この人事で僕の会社組織での先が見えてしまったことは否定できない事実。それはそれでかなり辛いのだがその事実を受け止めた上で無理な背伸びはせず、目の前の仕事にしっかりと取り組み、健康に気をつけてやっていこう。

時々は昨夜みたいに劣等感と悔しさに囚われダークサイドに堕ちることもあるだろうけど、それでも負けずにやっていこうと今このエントリを書きながら少しずつ気持ちが整理できてきた。

 

もやもやと暗黒面に落ちて呪いの言葉を吐いているよりも、書き出すことで気持ちの整理がつくことも多い。これぞブログセラピーの力。 

左遷論 - 組織の論理、個人の心理 (中公新書)

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