[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]新宿御苑近くの「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-」は Thornbridge メインに常陸野ネストやうしとらが美味しく飲めるクラフトビールのお店だった @kun_maa

新宿御苑前駅から徒歩1分とすごく近い場所に2016年9月12日にグランドオープンしたばかりのビアバー「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-(ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア)」に行きました。

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昨日書いた「Vector Beer Factory」でのブルワリー見学会後に2次会の場所として、木水さんから教えていただいたお店です。 

kun-maa.hateblo.jp

  

看板と店の名前がイギリスっぽいと感じるのは僕だけではないはず。

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それもそのはず。

この「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-」は日本ではあまり有名ではありませんが、イギリスではとても有名な「Thornbridge Brewery(ソーンブリッジ ブルワリー)」の日本でのアンテナショップとして「Thornbridge TOKYO」の商標を取得しています。

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店長(LANDLORD)の安藤さんがブリュワーとして「Thornbridge Brewery」で修行していたのも関係があるようです。

だってソーンブリッジについて質問するとすっげー熱く語ってくれるんすよ。あの情熱はハンパない。

それでも本家の「Thornbridge Brewery」が派手なマーケティングを行わないブリュワリーらしいのでそのやり方を壊さないように派手にソーンブリッジで飾り立てることはしていないそうです。確かに店内はけっこうさっぱりしています。

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何気なく常陸野ネストビールの看板があるのは、安藤さんの日本での修業先が常陸野ネストビールだったから。

ちなみにVICE CHIEF(副店長?)の榮川さんがブリュワー修行したのはうしとらブルワリーなので、このお店のビールはソーンブリッジと常陸野ネストビールとうしとらブルワリーのビールがメインとなっています。

タップは11タップあり、僕らが訪れた時にはそのうちの5タップがソーンブリッジ、常陸野ネストビールとうしとらブルワリーがそれぞれ2タップずつで、残りの2タップがサッポロ黒ラベルとエビスビールでした。

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樽生以外にもボトルビールの種類も豊富で、部屋に勝手に入って持ってきて会計をするシステム。この店ではドリンクも料理もすべてキャッシュオンです。

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ボトルセラーの中はこんな感じ。なぜか広島カープのグッズにボトルビールが囲まれています。これはたぶん榮川さんの趣味ではなかろうか(聞き忘れちゃった)。

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お店の紹介ばかりではなくそろそろ乾杯しましょうか。

参加者は僕と僕の友人とVectorのブルワリー見学で知り合ったけんさく君と男だけの3人組。もういい感じに酔っ払っているのですが美味しいものは美味しい。

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他の2人が何を注文したのかは忘れてしまったけど、自分が注文したものはもちろん覚えているよ。

あ、そうそうけんさく君がオーダーしたソーンブリッジのワイルドスワンはビール界の上善如水のような感じで本当に水のような飲み心地だったのは覚えています。水みたいだけど美味い。

 

僕の1杯目はソーンブリッジのジャイプールというIPAです。このジャイプールはソーンブリッジの名を有名にした代表作。

グラスはソーンブリッジとは全く関係ありません。ハーフパイントとパイントはソーンブリッジのグラスがあるそうのなのですがMサイズという中途半端な量のグラスがないためこのグラスを使っているそうです。

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強すぎない柑橘系のアロマと、トロピカルフルーツのようなフルーティーな香りが鼻に抜けるフレーバーがとても上品なIPA 。イギリスタイプのIPAではなくどちらかというとアメリカンタイプのIPAですね。最初に感じる苦味はそれほど強くないのですが、口に残る苦味はしっかりとあり、それも嫌な残り方をしないのでスッキリと楽しめます。

ジャイプールはインドの町の名前で、僕はずっと前に行ったことがあり懐かしくなって注文してみたのですが大正解でした。

 

2杯目は同じくソーンブリッジのベアステーツ。これは完全にアメリカンIPA

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細かいところはかなり酔いも回ってきていて覚えてないのだけど、柑橘系の爽快感としっかりとした苦味が荒々しくなく上品に感じられたような気がします。

とにかく美味しかったというのは覚えていて、安藤さんに対して「ソーンブリッジにハズレなしですねー♪」とか偉そうに言っていたのはよく覚えています。

 

おつまみは「HIGHBURY フライドポテト」。普通のフライドポテトじゃなくてサツマイモらしきものや、よくわからないイモも一緒に揚げられてました。おもしろい。

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こちらは「LANDROAD の茄子」水茄子を素揚げにして塩をふってあるだけなんだけど、これがすっげーみずみずしくて茄子の甘みもしっかり感じられて美味しいの。

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京都の北野農園というところの水茄子だそうです。もう水茄子のシーズンも終わりですね。さよなら夏...

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3杯目はソーンブリッジからうしとらブルワリーに浮気して「うっ!梅ぇ〜!!」というフルーツセゾンをいただきます。

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思っていたよりは酸味が少なかったような気がします。もっと強烈に酸っぱくて酔いが覚めるのを期待したのですが...程よい酸味でさっぱり美味しくいただけました。

 

水はセルフサービスなのですが、水樽がかっこいいじゃないか。この樽の傷み具合が絶妙だよね。

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ソーンブリッジをこよなく愛するLANDLORDの安藤さんはイギリスのプレミアリーグ所属チームのアーセナルの大ファンらしいです。でも、お店にスポーツバーみたいな色をつけたくないので、アーセナルグッズを飾ったりするのを控えているそうです。ただ1か所だけめちゃくちゃアーセナルになっている場所がお店の中にあります。

どこにあるか実際に行って探してみてください...ってバレバレか。

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僕はサッカーに詳しくないので、これを書きながら調べたのですが「HIGHBURY」って店の名前はアーセナルの旧ホームグラウンドだった「HIGHBURY STADIUM」からとったんですね(未確認だけど間違いないだろ)。

 

現在は修業先のブルワリーのビールをメインにしていますが、そのうち自分たちでビールを醸造したいとお話をされていた安藤さんは、ソーンブリッジとアーセナルをこよなく愛する熱い男でした。

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お店に行ったらぜひ彼に話しかけてみることをおすすめします。いろいろ教えてくれてとても楽しいですよ。

安藤さんの影響でソーンブリッジのビールをすっかり気に入ってしまい、ついハーフパイントのグラスを買ってしまいました。コースターはおまけでもらったジャイプール。

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またソーンブリッジのビールを飲みに行きます!

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