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[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]映画「シン・ゴジラ」が楽しいぞ/現実と虚構の混ざり合う圧倒的な情報量に曝される快感 @kun_maa

映画
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脚本・総監督「庵野秀明」、監督・特技監督樋口真嗣」の強力タッグによって、日本特撮映画の代表作である「ゴジラ」が、日本製作のゴジラとしては約12年ぶりに復活するということで公開前からかなり話題になっていた、そして僕も待ち焦がれていた「シン・ゴジラ」を公開翌日に観てきました。

(´-`).。oO(待ち焦がれていたのに翌日かよ!ってのは無しでお願いしまする)

f:id:kun-maa:20160731120805p:plain

まっさらな気持ちで観たかったので事前のネット情報は意識的に遮断。

YouTubeで予告編すら観ませんでした。

事前に唯一手にしたのは映画館にあったチラシなんですけど、これにはゴジラの姿と、出演者、スタッフ名がびっしりと書かれているだけ。

当日は予断を抱く隙すらなくすっげーワクワクしながら作品と対面しました。

 

先に言っちゃうけど、これは掛け値なしですごい作品。

特撮映画好きであることやゴジラのファンであることに関係なく、圧倒的な情報量に巻き込まれる快感。そして虚構の世界で描かれる現実から今の日本をいろいろと考えさせられる作品でもあります。

細かい部分は知らずに観た方が楽しめるので、大枠だけでストーリーや細かな部分には触れずにネタバレをすることを避けながら感想など。

 

まずタイトルの姿と出し方に感動。少年時代のゴジラ作品が頭をよぎります。

そして淡々と虚構の世界が進行していく一方で、虚構の中のリアルな部分は現実的すぎるほど現実的でこれはもう笑ってしまうほどリアル。

基本的に政府の対応とゴジラのシーンだけが描かれていきます。一般市民の生活や報道の具体的な動きなどはほとんど描かれていません。

情報量が多いけれどそのあたりはしっかりと交通整理されていて不要な部分は潔いほどスッパリと切り落としている印象です。だからごちゃごちゃとした嫌な感じがないのでしょう。

ゴジラという虚構の象徴に対峙することで、現実的な政府の対応(危機管理意識、縦割り行政、法制度、日米安保など)の滑稽さと危うさと、実はそこに潜む意外な日本人のしたたかさというものが浮き彫りにされていくところが好きです。

 

それにしてもそれを描き出していく画面の情報量とスピード感についていくのは至難の技です。セリフは多くて専門用語まじりで解説は無し。英語の場合も字幕はつくもののもちろん容赦無し。

加えて登場人物や場所、兵器などあらゆるものに付されるテロップの量がハンパないです。

ある意味テロップ攻撃。

とても全部は読みきれず覚えきれず、映像と合わさって圧倒的な情報量が押し寄せてきます。

それらの情報過多な状況はゴジラの歩みが緩慢に見えるのとは対照的に、まるで連射されるマシンガンのようです。

それが快感。

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すべてのセリフの意味が理解できなくても、すべての情報に目を通せなくてもとりあえずストーリーは理解出来ます。

細かいところまできっちりと理解しようとしたらそれはそれでおもしろいかもしれませんが、グワーっと押し寄せる情報の波に揉みくちゃにされながらもその状況が臨場感を生み出しているので波に身をまかせるのもいいものです。

 

そして前半の政府の対応が馬鹿らしいほど現実的に、そして緻密に描かれているからこそ後半のおたく感が楽しめる内容への移行に違和感をそれほど感じずに本気で楽しめたように思えました。

そりゃもう発想が「え?そんなことするつもりなの?」ってくらい楽しいですから、これを最初から全面に出していたら、あまりのリアル感のなさに「はぁ?」ってちょっと空気の流れが違ってしまったと思います。

そのへんはやっぱり上手いです。さすがです。僕にほめられても何にも出ないけど。

 

とにかく最初から最後まで現実と虚構の狭間で、不要な部分を削ぎ落とした上での圧倒的な情報量に曝され続け、思わずクスッとしてしまう小ネタをちょいちょい仕込ませながら展開していく作品世界にずっと引き込まれっぱなしになります。

 

楽しいですよ「シン・ゴジラ」。

そして単なる怪獣映画の範囲に収まらない奥深さ。それだけにお子さんにはちょっと難しいかもしれません。そういえば「怪獣」ってセリフはなかったような気が...

 

上映後に「ねぇねぇゴジラの血を吸ってたよね!」って大きな声で子供に言われて困惑していたお父さんがいましたからやはりお子さんには(ry  確かにそう見えるかもね。

それは作品を観てのお楽しみ。

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