[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]愛と誠意の不都合な共通点に僕は震える @kun_maa

最近は知り合いになったばかりのお姉さまから「私の新しい彼氏♡」って人に紹介されることが増えた @kun_maa です。

もちろん「彼氏じゃねーし!」などという野暮なことは言わず、円滑な人間関係に努めています。どうせ誰も本気にしてないし。

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それはさておき、女性から「ねえ、わたしのことどれくらい愛してる?」って聞かれることってけっこうな頻度でありませんか?

まあ定番の質問なんだろうけど、これってどう答えたらいいのか困るんです。

 

ちなみに自分から女性に聞いたことはありません。

そんなことはどうでもいいですね。

 

若い頃は「これくら〜い!」とベタに両手をめいっぱい広げてみたり、力一杯抱きしめてみたり、「世界で一番愛してる!」とか軽々しく言ってみたりして、適当にお茶を濁してきたわけですが、もうこの年齢にもなるとそういうわけにもいきません。

 

おっさんがそういうことをしても可愛くないし、かなりみっともない。

 

何度か若者ぶってやってみた時の、相手が即座に発する「がっかり感」というか「そうじゃねえよ感」がひしひしと伝わってくるあの間が、そりゃ痛いほどです。

 

僕はそれでもちょいちょい「可愛いね」とは言われましたけど。いや、自慢とかじゃなくてかなり嘲笑が込められての「可愛い」です。目が全く笑ってなかったし。

 

この歳になってしみじみ思うのは、「わたしのことどれくらい愛してる?」ってのは、その筋の方の「誠意を見せろや!」と同じ意味なんだなってこと。

とても哀しいですね。そんなこと思いたくないんだよ、本当は。

 

でも無邪気に「これくら〜い!」とか返してる場合じゃなくて、「すごく愛してるよ。なにが欲しいの?」って聞き返すのが正解...なんだな、たぶん。

やれやれ。

もうね、返ってくる笑顔が悔しいくらい全然違うから一度試してみて。ちょっと泣きたくなるからね。

 

その筋の方に「誠意を見せろや!」って言われて、能天気に「サーセン」とか言いながら頭を下げるだけだったら、きっと「舐めとんのか?ヴォケ!」って言われてど突かれますよね。

実際にど突かれた経験はないんだけどさ。でもドラマとかでなんとなく知ってるから。ど突かれてましたから。

 

さっきも書いたけど、いい歳をしたおっさんに向かって「どれくらい愛してる?」って聞くのは、「誠意を見せてくれませんか?」って言っているのと同じですよね。そうなんでしょ?そうだよね!...落ち着け。

実際に言っている方は、どう思ってるんでしょう?

 

この場合の「誠意」ってのはもちろん「現金」ですね。

その筋の方が「現金」を直接要求すると捕まっちゃいますから。

だからこそのメタファーとしての「誠意」。いや直喩すぎてメタファーとは言えないかな。

そういえば「誠意大将軍」なんてのもいましたね。どうしているんだろう?

 

ああ、唐突ですが「愛と誠」なんて漫画もありましたね。

今にして思えば皮肉なタイトルですね。考えすぎ。どんどんわけがわからなくなって収拾がつかなくなってきました。ちょっと心労で混乱しているんです。 

 

まあ、その筋の方が本当に求めているのが「誠意」という見えないものではないのと同じ程度には、「どれくらい愛してる?」の「愛」は少なくとも目に見えない「愛」のことではないのです。

言葉どおりにとらえてはいけません。がっかりされます。痛い目をみます。下手すると本当にど突かれます。

 

だから僕はもう「どれくらい愛してる?」って聞かれたくないんです。「誠意を見せろや!」に頭の中で変換されるんです。

震えちゃいます。ビビリます。ちびります。

 

心の中で「ブルータス、お前もか!」ってなっちゃうんで。

僕の人生ってそんなんばっかりか...。 

kun-maa.hateblo.jp

 

え?あなたはそんなことないって?僕の被害妄想ですって?

そう思える人は、きっとそれだけで幸せな人生を送っているんです。

その幸せをかみしめて、これからも清く正しく生きていってほしい。

素直にうらやましいです。はい。

 

僕はといえば、情けないことに今日もやるせない気持ちで自分の心の中をぼんやり見つめながら、汚れっちまった悲しみにいたいたしくも怖気づき なすところもなく日は暮れるなんて、中也の詩を呟きながら呆然自失。 

 

そこに愛はあるのかい?

汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集 (集英社文庫)

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ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)

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