[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]当たり前だけどタイにも悪いやつはいますよ/油断しないで気をつけようね @kun_maa

僕はタイを旅していて、イヤな目に遭うことはほとんどありません。

多くの人に親切にされて、楽しい想い出ばかりです。

でもそれにはやっぱりコツがあります。

①こちらから話しかけるときは、一般の商店や市場で働いている人、学生、民家の軒先などにいる普通のおっちゃんやおばちゃんなど外国人擦れしていなさそうな人を選ぶこと。

②英語あるいは日本語で親しげに話しかけてくる連中は相手にしないこと。

③服装はなるべくタイで購入したものを着て、荷物は少なく、高そうなものは身につけないこと。

④なるべく公共交通機関を利用し、タクシーやトゥクトゥクを利用する場合も、客待ちをしているものは相手にせず、流しの車を拾うこと。

この4つを気をつけるだけでも、イヤな思いをすることを格段に減らすことができます。

それでも、油断しているといつの間にか悪いやつの懐に入ってしまっていることがあります。こればかりは、運もあるので完全に避けることはできません。

今回の旅で、僕も2回イヤな思いをしましたので、その時のことを書きます。

<外国人料金でせこくぼったくる店>

メークロンという町を訪れたときのこと。泊まったホテルの横に、タイのどこでも見かける普通の食堂に見える店がありました。

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壁にはタイ文字で料理名と値段が貼り出してあります。その壁のメニューを外から読んでいると、店のオヤジが「いいから座りな」って席に座らせて、英語のメニューを持ってきました。この時点で、ちょっとイヤな予感はしたのですが、腹も減っていたので差し出されたメニューを席に座って眺めます。

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壁にタイ文字で貼り出してあるメニューと同じものが英語併記のメニューにも載っているのですが、問題はその値段。マジックで元の値段を塗りつぶしてちょっと高い値段が書いてあります。

店のオヤジに「値段が違うじゃない」って言うと、壁に貼ってあるものは古くて、そのメニューに載っているのが本当の値段だと言います。

それにしたってちょっと高いなとは思いましたが、まあ、そういうこともあるかもしれないなあなんてのんきに構えて、クワイジャップという麺料理を注文しました。

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この麺料理は、写真のようにクルクルと丸まった麺が特徴の料理です。

普通の店なら30〜35バーツくらいだと思うんですけど、この店の英語メニューは35バーツの文字が消されて50バーツになっています。ちなみに壁のタイ文字のメニューは35バーツね。

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食べ終わってから、店で働いている子供にすっとぼけて「いくら?」って聞いたら35バーツって言いましたww

でも、すぐにオヤジがすっ飛んできて「50バーツ!!」って言うんですよ。

「この子は35バーツって言ったよ」って僕が言っても、オヤジは50バーツで譲りません。何度か言い返しましたけど、なんだかめんどくさくなって、50バーツ札をテーブルに叩き付けて店を出ました。英語メニューの不自然さに気がついた時点で、注文をせずに店を出るべきだったんですよね。メニューを見た上で注文したのだから僕が悪い。完全に気が緩んでいました。

それにしてもセコい。とっても不愉快だったけど、15バーツをぼるためにそこまでするか?って感じでちょっと笑ってしまいました。 

<行きたいところへ行ってくれないタクシー>

バンコクで流しのタクシーを拾ったときのことです。

行き先を告げてOKだというので、後部座席に乗り込み、メーターを動かしたのを確認して安心していました。

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ところが、すんなりと目的地に向かうものだと思っていたら、運転手は方向が違う道に入りながら「ゴールデンブッダを見に行こう」だの「宝石店に行こう」だのとふざけたことを言い出しました。客待ちをしているタクシーならありがちですが、流しのタクシーを拾ってこういう奴に当たってしまうと、それはもう運の悪さとしか言えませんね。自分の力では避けようがありません。最初は英語しゃべらなかったからわからなかったし。

ここはあきらめて、めんどくさいけど抵抗するしかありません。黙っていたら相手のいいように利用されて、時間とお金の無駄使いの上に不愉快な気分というおまけ付きの結果が待っています。

とにかく「俺の行った場所に行け!ゴールデンブッダも宝石も行かない」と繰り返し運転手に告げました。運転手はそれでも「じゃあボートトリップはどうだ」「いいシルクの店があるぞ」とかぶつぶつ言ってましたが、完全に無視。自分の主張だけを繰り返しました。そして「俺の言った場所に行かないなら降りるぞ」って走行中にドアを開ける仕草をしたらようやく車を止めて「あんたの行きたい場所には行かない。降りてくれ」と運転手が言うので、その場で降りました。もちろんお金なんか払いません。要求もしてこなかったけど。

こういうタクシーに当たっちゃうとホント不愉快です。まあ、この程度で済んだからよかったけど。

 

僕が今回イヤな思いをしたのはこの2回だけです。内容としてはかわいいもんです。

もっと悪い奴はたくさんいて、間抜けな旅行者をカモにしようと手ぐすね引いて待ち構えています。僕も最近はこの程度ですが、昔はもっとイヤな目にもあいましたから。

旅にトラブルはつきものですが、自分の注意である程度は防げるものなので、悪い奴らにカモにされないよう注意しながら旅を楽しみたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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