[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]WORLD WAR Z(ワールド・ウォーZ)/これをゾンビ映画とは言わせない @kun_maa

 

 

こんにちは!ワールド・ウォーZを2回も観ました @kun_maa です。

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ブラピ主演の話題作「ワールド・ウォーZ」。1回目はタイ語版をiPad mini で、2回目は映画館で日本語字幕版を観ました。

タイ語版で勘違いしていた部分も日本語字幕版を観ることで、「あー!そうだったのか」と理解できて個人的にはスッキリ。

 

でも、これをゾンビ映画と言うには抵抗のあるスッキリしない作品です。

初めて観たときからずっとモヤモヤとしています。

まず原作をまったく踏襲していません。

これは原作が、多くの人々のインタビューからなる「オーラル・ヒストリー」という形式をとっていることから、ある程度仕方のないことだとは思います。ある程度ならね・・・

 

そして、この作品に登場するゾンビ的なものの扱いはあまりにも酷い。

原作で登場するゾンビは確かにパンデミックにより世界中で大量に発生しています。

でもこの作品に登場するような走ったり、跳んだりする(しかも生きている人間以上の運動量で!)ゾンビじゃありません。

また、大量のゾンビがまるで津波や溶岩のように押し寄せる様子は迫力があるけど、ゾンビ1体1体の様子は最後の方までほとんど描かれることはありません。十把一絡げ的なw

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さらに、ゾンビ映画には付き物であるゾンビのお食事シーンはまったくない上に、血しぶきが飛び散るようなシーンすらありません。

そう、これでもかというくらいに残虐シーンを排除している作品です。

走り、跳び回るゾンビはまるでアスリートのようにハツラツと。

集団で押し寄せるゾンビはまるで自然災害のように無個性に。

 

そして登場人物はあくまでも理性的。

ゾンビ映画には欠かせないヒャッハーな奴らも、人間のエゴ丸出しなぶつかり合いや葛藤もありません。

まるで漂白剤の中に1週間くらいつけ込んで、ゾンビ映画的な要素をすっかり漂白してしまった真っ白なゾンビ映画ゾンビ映画の抜け殻。

ゾンビが襲う人間を選り好みするって設定はなんなのさ。

 

そして、そんな漂白されたゾンビたちよりもタフガイな主人公。

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これまでのゾンビ映画で大切にされてきたものを一切排除し、ストーリーはこれまでのゾンビ映画以上に御都合主義で安易。そしてたとえ飛行機が墜落しても死なず、なんの確証もない人体実験的賭けにもあっさり勝ってしまう主人公。

これは、もうゾンビ映画じゃないよね。

 

ゾンビ映画だと思うから、どうにも不完全燃焼でスッキリしないのであって、ゾンビの名を借りた災害アクション映画だと思えば、それなりに楽しめますよ。

 

そうか、そうだったんだな。

だから宣伝でもゾンビの姿は一切見せなかったのか。気づくの遅すぎ?

興行的には、ゾンビ映画として見せようという気もなかったのかも。

だけど、ワールド・ウォーZの「Z」はゾンビの「Z」じゃないんですか?

原作はおもしろかったんだけどね。

[ま]8月にはブラピ主演で映画も公開予定!これを読まずにゾンビは語れない/WORLD WAR Z @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

まさかこの映画、続編は狙っていませんよね?あの終わり方はちょっと気になる。

WORLD WAR Z〈上〉 (文春文庫)

WORLD WAR Z〈上〉 (文春文庫)

WORLD WAR Z〈下〉 (文春文庫)

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ゾンビサバイバルガイド

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