[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]うつ病で休職するデメリット?それって健康や命より大切なの? @kun_maa

こんにちは!まだ抗うつ薬の減薬段階にもなりません @kun_maa です。

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昨日、こんな記事を読みました。

うつ病で使用する休職制度のデメリットとは? (週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

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うつ病で休職をすることのデメリットを並べたあと、これから先は休職制度自体がうつ病患者にとって厳しい制度になるから、休職を取ることすら難しくなっていくのではないかという趣旨の記事と僕は読み取りました。

 

例えばデメリットしてはこんなことを挙げています。

「最大のデメリットは、うつ病の履歴があると生命保険に加入できない可能性が高いこと。また、うつ病で休職歴があると経歴に傷がつき、転職活動に影響が出る可能性もあります」とは社会保険労務士の栗本裕司氏。
 企業には「採用の自由」があるため、同意を得れば面接相手の精神疾患歴を聞くことができる。嘘をついて、あとで病歴が発覚すると「病歴詐称」とみなされるのだ。
 転職せずに元の職場に戻るから平気というわけにもいかない。責任ある仕事は任せづらいという人事の意向で降格になったり、ヒマな部署に異動になったりして、給料・待遇が下がる場合もあるのだ。 

これを読んでね、言葉は悪いけどバカじゃないかと。

正直、うつ病の急性期にこんなデメリットだなんて考える余裕はありません。

少なくとも僕にはなかったです。

[ま]僕が「うつ」になった時のことを書こうと思う @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

じゃあ元気なうちにこんなデメリットと言われるモノを知っておいた方がいいのか。

知らないよりは知っていた方がいいかもしれないけど、いざうつ病になってしまった時に、こんなデメリットとされているもののために、身体を壊してまで仕事を休まないとしたら愚の骨頂でしょ。 

ただただ苦しくて、辛くて情けなくて、消えてしまいたくて・・ってときに生命保険に入れなくなるだとか、職歴に傷がつくとか、仕事を干されるとか、そんなことを気にして仕事を休まないなんておかしいでしょ?

そんなことのために完全に心身を壊すか、死んでしまってもいいんですか?って話ですよ。

 

うつ病の原因や症状にもいろいろあるけど、他の病気と同じく早期発見、早期治療が大切なのは同じ。

つまらないことを気にして、無理して仕事も休まず症状が悪化、どうにもならないところまでいってしまうことのほうがひとりの人間の人生として大きなデメリットなんじゃないですかね。

僕はそう思いますけど。思わない人は勝手に死ぬまでやってくれって。

仕事と自分の健康や命とどっちが大事ですかって話だと思うんですよね。

 

幸いなことに職場に恵まれてなんとか復職を果たし、今も治療中とは言え、普通に生活ができている僕が言っても無責任に取られるかもしれませんが、うつ病で休職したことで失業したり、転職に失敗したり、閑職に追いやられたりしたっていいじゃないですか。

心身ともにボロボロになって普通の生活が困難になったり、死んでしまうよりずっといい。健康に生きることができてなんぼだと思うんです。

お金に困れば社会福祉制度を利用すればいい。なんのために税金払っているんですか。

 

うつ病になったときに必要なのは、くだらないデメリットを気にすることじゃなくて必要な休養を安心してとり、健康を回復することに専念することだと思います。

安心して治療に専念できる環境や制度が何よりも大事だと思うんですけど、こんな考え方は甘いですか?

 

企業や社会制度が余裕を失い、そういうことを許さない方向に向かっていくのだとしたらとても悲しいことだと思うし、それが幸せな社会だとはどうしても思えません。

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