[ま]農水省が太りにくい米などの開発に乗り出すらしい/それってどうなの? @kun_maa
こんにちは!絶賛ダイエット中の @kun_maa です。
農林水産省が、なにやら今年度の補正予算で20億円もとって、健康の維持増進に役立つ農産物、加工品の開発とその供給システムの確立に乗り出しているようです。
まだプロジェクトは始まったばかりで、課題等を検討し、プロジェクトを円滑に推進するための研究開発検討会の2回目が、今月の終わり頃に開催されるらしいのですが、資料をざっと見ると生活習慣病の増加などを背景にして、健康不安を抱える人のニーズにマッチした農産物や加工品の開発をすることが主な目的のように思えます。
新たに開発する農産物の例として、食後の血糖値が上がりにくい食べても太りにくい米、中性脂肪低下成分を含む大豆などが挙げられています。
新たに開発する農産物って、遺伝子組み換えとかを考えているような響きですよね。
日本ってけっこう遺伝子組み換え作物とかに慎重だったような気がしていたんですけど、そうでもないのかな。
まあ、すでに日本でも販売・流通が認められている遺伝子組み換え食品は、大豆やジャガイモなど8作物(169品種)、遺伝子組み換え微生物によって生産される添加物が7種類(15品目)になっています。
これは2012年3月の数字なので、今はもっと増えているかもしれません。
実際のところ、オレイン酸を多く含む大豆などはすでに実用化されていますし、このプロジェクトは産学官の研究機関が連携するほか、医療機関とも連携して開発を進めるようなので、「遺伝子組み換えなの?大丈夫なの?」と目くじらを立てるようなことではないのかもしれませんが、なんとなく気味の悪さは感じます。
農水省のホームページには、このプロジェクトについて発表されていますが、大きく報道で取り上げられているようでもないし。
まあ新聞もテレビも見てないからわからないけど。
農林水産技術会議/機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト
そもそも、生きていくのに必要な栄養を摂取するために食事をするというのに、太らない米だとか、脂肪を低下させる成分を人工的に含ませた大豆だとかを開発するって、なんかうまく言えないけど方向性が間違っているような違和感を感じます。
簡単に言うと、健康至上主義がそこまでやるか!って感じです。
表現が非常に稚拙かつ主観的で申し訳ないけど。
食事の摂り方とか、運動とかそういったある意味健全な方法で健康を維持しようっていうのなら理解できるし、そういう研究にお金をかけるのはかまわないと思うけど、健康になるために食べ物自体を都合良く変えちゃいましょうって発想がなじめません。
しかも20億円って?資料の金額、読み間違えてないよね?
なんだかなあ。これってどうなの?
気にしすぎでしょうか?
ちょっとジーンマッパーという小説の世界を思い出しました。
[ま]拡張現実の世界とスピード感あふれる作品/ジーン・マッパー @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
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