［ま］「このミステリーがすごい！」ベストテン入り作品はKindleでどれだけ読めるのか @kun_maa

こんにちは！Kindleと小説の相性はバッチリと思う @kun_maa です。

「このミステリーがすごい！」は毎年別冊宝島から発行されているミステリー小説のランキング本です。ランキングは投票形式で選ばれ、国内部門と海外部門からそれぞれベストテン作品が紹介されます。

ここで紹介されている本は、おもしろい本が多くてハズレはあまりないですね。

さて、僕の大好きなKindleでは、このランキングに選ばれた作品をどれくらい読むことができるのでしょうか。

まだまだ品揃えの点では、紙の書籍に遠く及ばないと言われているKindleストアの実力やいかに。

「このミステリーがすごい！」は１９８８年から続いているので、すべての作品を調べるのはちょー大変です。そこで、直近の３年間に絞って調べることにしました。

※調査結果は２０１３年１月１５日現在のものです。

＜２０１３年版＞

国内編

1. 64（ロクヨン）（横山秀夫）→ 有
2. ソロモンの偽証（宮部みゆき）→ 無
3. 機龍警察 暗黒市場（月村了衛）→ 有
4. 幽女の如き怨むもの（三津田信三）→ 無
5. 地の底のヤマ（西村健）→ 無
6. 楽園のカンヴァス（原田マハ）→ 有
7. カラマーゾフの妹（高野史緒）→ 無
8. キングを探せ（法月綸太郎）→ 無
9. 奇面館の殺人（綾辻行人）→ 無
10. 盤上の夜（宮内悠介）→ 有

海外編

1. 解錠師（スティーヴ・ハミルトン）→ 有
2. 占領都市 TOKYO YEAR ZERO II（デイヴィッド・ピース）→ 無
3. 無罪（スコット・トゥロー）→ 無
4. 湿地（アーナルデュル・インドリダソン）→ 無
5. 失脚 / 巫女の死 デュレンマット傑作選（フリードリヒ・デュレンマット）→ 無
   ファイアーウォール（ヘニング・マンケル）→ 無
6. -
7. 都市と都市（チャイナ・ミエヴィル）→ 無
8. バーニング・ワイヤー（ジェフリー・ディーヴァー）→ 無
9. 天使のゲーム（カルロス・ルイス・サフォン）→ 無
10. 鷲たちの盟約（アラン・グレン）→ 無
    償いの報酬（ローレンス・ブロック）→ 無

＜２０１２年版＞

国内編

1. ジェノサイド（高野和明）→ 無
2. 折れた竜骨（米澤穂信）→ 無
3. 開かせていただき光栄です（皆川博子）→ 無
4. 絆回廊 新宿鮫X（大沢在昌）→ 有
5. ユリゴコロ（沼田まほかる）→ 有
6. 消失グラデーション（長沢樹）→ 無
7. メルカトルかく語りき（麻耶雄嵩）→ 無
8. 警官の条件（佐々木譲）→ 有
9. 心に雹の降りしきる（香納諒一）→ 無
   機龍警察 自爆条項（月村了衛）→ 有

海外編

1. 二流小説家（デイヴィッド・ゴードン）→ 無
2. 犯罪（フェルディナント・フォン・シーラッハ）→ 無
3. エージェント6（トム・ロブ・スミス）→ 無
4. 背後の足音（ヘニング・マンケル）→ 無
5. アンダーワールドUSA（ジェイムズ・エルロイ）→ 無
6. ブラッド・ブラザー（ジャック・カーリイ）→ 無
7. サトリ（ドン・ウィンズロウ）→ 無
8. ねじれた文字、ねじれた路（トム・フランクリン）→ 無
9. 忘れられた花園（ケイト・モートン）→ 無
10. 夜の真義を（マイケル・コックス）→ 無

＜２０１１年版＞

国内編

1. 悪の教典（貴志祐介）→ 有
2. 写楽 閉じた国の幻（島田荘司）→ 無
3. 叫びと祈り（梓崎優）→ 無
4. 隻眼の少女（麻耶雄嵩）→ 無
5. シューマンの指（奥泉光）→ 有
6. マリアビートル（伊坂幸太郎）→ 無
7. 水魑の如き沈むもの（三津田信三）→ 無
8. 小暮写真館（宮部みゆき）→ 無
9. アルバトロスは羽ばたかない（七河迦南）→ 無
10. 綺想宮殺人事件（芦辺拓）→ 無

海外編

1. 愛おしい骨（キャロル・オコンネル）→ 無
2. 音もなく少女は（ボストン・テラン）→ 無
3. 卵をめぐる祖父の戦争（デイヴィッド・ベニオフ）→ 無
4. フランキー・マシーンの冬（ドン・ウィンズロウ）→ 無
5. ラスト・チャイルド（ジョン・ハート）→ 無
6. エコー・パーク（マイクル・コナリー）→ 無
7. エアーズ家の没落（サラ・ウォーターズ）→ 無
8. 陸軍士官学校の死（ルイス・ベイヤード）→ 無
9. ロードサイド・クロス（ジェフリー・ディーヴァー）→ 無
10. 英雄たちの朝 ファージングI（ジョー・ウォルトン）→ 無

 いやー、参りましたね。これほどないとは・・・

予想をはるかに超えていました。

調べている途中でもうやめようかと思いましたよ。

だってKindleストアにある作品は、わずかに６０分の１１ですからね。

古い作品になるほど数が減るし、翻訳本は壊滅状態。

ちょっとショックが隠せません。

でも、諦めてはいけません。

AmazonにはKindle化リクエストというものがあります。

このようにKindle化されていない本に対してリクエストできるので、

どんどんリクエストして、みんなの声でKindle本を充実させましょう！

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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