[ま]今日はクリスマスイブだから/ふしぎなキリスト教 @kun_maa
子どもの頃から、なんとなく教会が苦手です。
教会の中にいると、必ず気分が悪くなるので、密かに自分は悪魔なんじゃないかと思ってますた。
でも、クリスマスプレゼントや、クリスマスケーキは全然大丈夫なんで、誰かください。
ちなみに、クリスマスって本来はキリストの誕生日とは無関係だって知ってますか。
恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。
キリスト教においてもクリスマスは「降誕[6]を記念する祭日」[3]と位置づけられており、「救世主イエス・キリストの誕生日」と考えられているわけでは無い。イエス・キリストが降誕した日がいつにあたるのかについては、古代からキリスト教内でも様々な説があった(例えば3世紀の初め頃には、アレクサンドリアのクレメンスは5月20日と推測していた)[3]。
降誕祭とは別に、西方教会では1月6日にキリストの公現を祝う(公現祭)。12月25日の生誕祭は、遅くとも345年には西方教会で始まった。ミトラ教の冬至の祭を転用したものではないかと言われている。
キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。プレゼントを贈る気持ちである「愛」の日でもある。
(wikipedia から引用)
こんなことひとつとっても、日本はキリスト教についてほとんど理解しないまま近代化をしてきたという本書の主張にうなづけます。
近代化とは西洋から、キリスト教に由来するさまざまなアイデアや制度や物の考え方が出てきて、それを西洋の外部にいた者たちが受け入れてきた過程だったといいます。
しかし、日本はキリスト教についてはほとんど理解しないままに近代化してきました。
さまざまな困難な状況にある現代を乗り越えるために、近代化のもとにあるキリスト教について理解しておくことは必要なことであるというのが、本書が書かれた理由でもあります。
対談という形式上、とてもわかりやすい平易な文章です。
宗教モノというと、どうしても堅苦しくて難しいイメージがありますが、本書はそういう意味では、まったく排他的ではないとても読みやすい本です。
キリスト教を含むユダヤ教やイスラム教といった一神教の宗教が持つ性質、キリスト教の起源、目に見える宗教性を超えた部分に潜む近代・現代社会のもつキリスト教的な背景など、キリスト教に関わるさまざまな疑問に応えてくれる一冊です。
キリスト教的なもの、また宗教全体に関する概要を知るための優れた入門書だと思います。
なによりも、読んでいておもしろい。
キリスト教がいう「原罪」ってなんだかわかりますか?
なぜ偶像崇拝はいけないのでしょう?
イエスは神なのか、人なのかどちらなのでしょう?
「アーメン」の意味を知っていますか?
「神」と「キリスト」と「聖霊」の関係は?三位一体説ってなんだっけ?
イエスの一行は享楽的で、毎日コンパをしていたようなものだった?
キリスト教的なものに少しでも興味があればなおさら、特別に興味はないけどちょっと上の文が気になったり、知りたいかもと思ったならぜひ本書を手に取ってみることをおすすめします。
今までのキリスト教に対するイメージが大きく変わるかもしれませんよ。
また、お気に入りに登録していただいて気軽にご訪問いただけると僕がとても喜びます。
[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)は、ブログ観光大使を応援しています。