[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]全員を表彰することに意味はあるのか @kun_maa

こんにちは!学校で表彰されたことなんか一度もない @kun_maa です。

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岩手県金ケ崎町教育委員会では、町内の小学校6年生全員を表彰する「児童表彰制度」を来年度から導入する方針を決めたそうです。

この表彰制度は日頃の取り組みを評価することで、児童に自信を与えること、表彰を通じて学校と地域、家庭のつながりを深めるのが狙いだということです。

 

仕組みとしては、親や自治会長、民生委員が児童の日常生活の中で「親の手伝いをよくしている」とか「地域の人にあいさつをちゃんとしている」とか「いつも元気に遊んでいる」といった評価すべき点を学校に推薦し、「健康賞」とか「親孝行賞」とかを表彰するというものです。

来年度表彰される6年生は町内5校で164人。

町長や教育長から表彰状とメダルが全員に授与される予定です。

 

この事業計画を知って、6年生全員が表彰されることになんの意味があるのかなと思いました。

確かに、お偉いさんから表彰状やメダルをもらうことは、一時的には子供の励みになるのかもしれません。

でも、全員がもらえるんですよ。全員が。

全員がもらえる賞なんて、なんの意味があるんですか?

最初から全員が賞をもらえることを知っている表彰制度が、なにかのモチベーションになりますか?

 

こんな表彰制度なんかより、子どもたちがいいことをやっていたり、努力していたりしたら、親でも地域の人でも、その場でほめればいいじゃないですか。

その場で子どもに声をかけてあげればいいじゃないですか。

そのほうが、ずっと子どもにとって励みになるし、子どもたちと地域のつながりが深まったり、家庭の中での親子の会話にもつながると思うんですけど。

それをわざわざ、親や地域の人から学校に推薦させて、全員を表彰しようなんて。

なんだか、お偉いさん方が自分本位で制度を考えているような気がしてしかたありません。

そりゃ町長は、目立てば票にもつながるしね。

 

町によると、この児童表彰制度をめぐっては一部の住民の間に、「わざわざ学校でほめるべきなのか」など消極的な意見があるといいます。

消極的な意見というよりも、僕はすごくまっとうな意見だと思うのですが。

 

僕は地方行政のおもしろい取り組みが大好きですが、この全員表彰制度ってどうなのよって思います。

こんなことに税金を使うくらいなら、もっとほかに子どもたちのためになることあるんじゃないのかな?

そう思いませんか?

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