[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]いま現在の「幸福」と「平和」にノーを言うこと/「世界征服」は可能か? @kun_maa

 

 

 

こんにちは!レインボーマンが好きでした @kun_maa です。

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レインボーマンなんて、僕と同じ年代の人しか知らないと思いますが、そこに出てくる悪の組織は「死ね死ね団」。

死ね死ね団は、日本人が大嫌いな世界各国の人間が集まって作った秘密組織で、日本人の皆殺しを組織の目的に掲げています。よくこんなの放送できたな・・・

 

「世界征服」は可能か?(岡田 斗司夫 著)

 

死ね死ね団」はもとより、有名なショッカーなど特撮ものやアニメの悪役の世界征服がなぜ失敗するのか。その理由を赤裸々に明らかにしていきます。

そして、悪の組織はそもそも世界征服をなんのために目指し、世界征服をしたあとにどうしたいのかといった考察から始まり、支配者のタイプや世界征服の手順など、世界征服ということを大真面目に考えていく本です。


世界征服って、なんのために行うのか明確なビジョンが必要だということ、そして従来型の悪の組織でさえ、組織の維持・作戦の実行は金銭的にも、支配後に得られるであろう状態を考慮したとしても、全く割に合わないことがよくわかります。


しかも、「悪」とはその時代に信じられている価値観に反対することという定義をした場合、現代の「悪」とは「大衆社会」「情報社会」に反対するものにならざるを得ないという文化的な考察からの論理の構築は秀逸です。

そう、現代における「悪による世界征服」とは「自由主義経済」と「情報の自由化」を破壊する行為による世界征服にならざるを得ないのです。


その組織の姿は、本書によれば、ボランティア形式で、エコロジー団体みたいで、ハートウォーミングな合い言葉で集まっているような集団ということになってしまいます。

とても悪の組織とは思えませんね。

 

「悪」とは、なにか?それは人々の幸福を破壊する行為のことです。

そして人の幸福感とは「その時代の価値観」で決まります。つまり「その時代の価値観=幸福感」にダメージを与える行いや言論こそが「悪」なのです。

では「世界征服」とはなにか?それは人々から平和な生活を奪う行為です。平和というのは「現在の社会秩序が保たれている状態」を指します。

つまり「悪による世界征服」とは、人々の幸福と平和=「現状の価値観や秩序の基準」を破壊することなんですね。 (P.183)

 

世界征服を目指す人とは、現状を否定する人のことです。

人に優しく、環境に優しく。良識と教養ある世界を目指すことによって、「悪」の栄える世界を目指しましょう。

「いいものを、より安く」ではなく「人を出し抜いて得するのはやめよう」。

「トレンドに敏感に」「自分のしたいことを探そう」ではなく「お年寄りを大切に」「ちゃんと学校で勉強しよう」。

いま現在の「幸福」と「平和」にノーを言うこと。

新しい「幸福」と「平和」を世界に宣言すること。

これが新時代の、世界征服への合言葉なのです。 (P.186)

 

まるで、現代社会への皮肉を込めた自己啓発かなにかのようになってきました。 

「世界征服」について、新鮮な見方を与えてくれるおもしろい一冊です。

 

 

 
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