[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]もっと自由に働きたい(@hbkr 著)/現状から逃げだしたいと思っているすべての人へ @kun_maa

こんにちは!現実から逃げ出す前につぶれてしまった @kun_maa です。
 

ディスカヴァー・トゥエンティワン社から出版されている、U25 世代に向けた「U25サバイバルマニュアルシリーズ」の第2弾です。

 
・・・僕はOver40世代ですけどなにか?
 
ちなみにシリーズ第1弾はこちら。
なんで若者向けの本ばかり読んでいるんだ?という疑問は伏せておいてください。

[ま]自分の強みや個性について悩んでいる人へ/自分の強みをつくる(@ha_chu 著) @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

「もっと自由に働きたいーとことん自分に正直に生きろ」(家入一真 著)

 
家入一真流の「もっと自分に正直に生きていい」というメッセージが、びしびし伝わってくるすごいアジテーション本だと思いました。
 
もっとも、著者自身は「ただ逃げ出せ、会社を飛び出せ、起業しろと煽りたいわけではない」、生き方の選択肢を用意したいだけだと書いているので、アジテーション本などと言われるのは心外かもしれませんが。
 
でも、なんとなく現状に満足していない、なんだか逃げ出したいと思っている人には、やっぱり強烈なメッセージを発している本だと思うわけです。
 
書かれている事は、あくまでも著者の場合のことです。
冒頭でもこのように書かれています。

これから語っていくことは、あくまで「僕の場合」のことだ。あなたはあなたであって僕ではない。僕の考え方にすべて同調する必要もない。これはそう、これは違う、と、鵜呑みにすることなく、自分の頭で考えてほしい。 P.10

 
そうだとわかっていてもなお、「逃げ出しても腐らなければいいんだ」、「こんな生き方もあるんだ」、「もっと自分を信じて自由に生きていいんだ」、「自分の弱さや矛盾を認め、許し、受け入れていいんだ」などの多くのメッセージは心に響き、何か行動したくなる衝動に駆られます。

僕自身は、仕事に追い込まれ、逃げ出す事もできずに一度潰れてしまった人間ですから、「そうは言ったってさ・・・」と書いてあること全てに同調できるわけではありませんが、そんな僕でも気持ちを自由に、そして熱くさせられたことは確かです。

この本、U25 世代に読ませるだけではもったいない。
 
ぜひ、僕と同じような中年世代も手にとって、自分の生き方を考えるヒントにして欲しいです。
 
著者は最後にこう書いています。

僕がこの本で伝えたかったことは、逃げてもいい=腐ってもいいということではない。プレッシャーに押しつぶされて動けなくなるくらいなら、死にたいなんて思うくらいなら、逃げ出せばいい。でもそれは、腐ることじゃない。
一般的なやり方に自分をはめて、気持ち悪さの中で我慢をしたり、自分を捨てたりするのではなく、「逃げるという戦法」をとる。そこから新しい道が拓けるなら、それはかっこ悪いことでもダメなことでもない。逃げ出すことからはじめるんだ。変なプライドや常識を捨てることで自分を殺さず、腐らせずにサバイブする。
とことん正直に生きる。 P.168

常識に捕らわれ、思考停止に陥っている。
現状から逃げ出したい。
体力的にも精神的にも疲れ果て、自分の身を滅ぼすような働き方に疑問を感じている。
 
そんな人なら、きっとなにかを得られる本だと思います。

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