[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]脳に良い習慣を身につけることの大切さ/脳が冴える15の習慣 @kun_maa

こんにちは!脳の機能にはまったく自信がない @kun_maa です。

 
すぐに物忘れをしたり、テレビを見ていてタレントの名前が出てこなかったり、人に話しかけられて咄嗟に言葉が出てこなかったり、本を読んでも頭に入らず同じところを何度も読み直したり・・おまけに「うつ」は脳の病気ですなんて言われて、どうにも頼りない僕の脳みそです。
 
なんとか、脳のことを本気で考えないとヤバいんじゃないの?と思ったのが、この本を手に取ったきっかけです。 
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

 

 

僕たちは、とても便利になった効率化社会のなかで、めんどくさい雑務や片付けなどの手間を省き、知らず知らずのうちに脳の機能を低下させているのかもしれません。

 
本書では、脳が本来持っている機能を取り戻すために必要な15の生活習慣の改善方法について具体的に示されています。
 
本書によれば、脳というのは基本的に怠け者なのだそうです。

人間はどこかで、会社なり学校なり、自分以外の誰かに動かされている環境を持っていなければいけません。何も強制されていない環境に置かれると、人間はいつの間にか脳のより原始的な機能である感情系の要求に従って動くようになってしまいます。その結果、生活リズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情系の快ばかり求める生活になる。脳は基本的に怠け者であり、楽をしたがるようにできています。 P.23

だから、この怠け者である脳をどう動かすかが、基本的には脳が冴える習慣ということに結びついていくことになります。
 
それは例えば、生活のリズムを安定させることであったり、足・手・口を動かし運動系の機能を使うことで脳のウォーミングアップを行うことであったり、意識的に時間の制約を設けることであったり、めんどくさい雑用を積極的にこなしたりすることなのです。
 
本書では脳にとってよい習慣として15の習慣を上げていますが、大きく分けると6つの構成に分かれています。
1〜3 脳の活動を安定させ、集中力や頭の回転の速さを高める習慣
4〜6 思考系の中心である前頭葉を鍛えたり、その力が発揮されやすくする習慣
7〜8 情報を脳に入力する力と記憶力を高めるための習慣
9〜10 コミュニケーション能力を高めるための習慣
11〜12 臓器としての脳を健康に保つための習慣
13〜15 脳を自己管理する方法や、ひらめきを生み出しやすくする習慣
 
いずれの習慣も、次の2つの条件を満たすものである習慣をあげています。
・時間的にも経済的にも負担にならない
・脳に良い影響を与えられるだけでなく、人生がより豊かになる
 
それぞれ、なるほどと思わされるアドバイスが、わかりやすく解説されているとともに、各章の終わりには要点がまとめてあるのがとても親切で、内容の整理に役立ちます。
 
それぞれの習慣について語るとき、脳機能を維持・向上させることは自分ひとりの力ではできないということが繰り返し出てきます。
 
それは結局、人間は社会性が必要な生物だということです。
そのため、人との出会いを大切にし、その人間関係を壊さないように努力するなかで、脳は自然と鍛えられていくのだと著者は説きます。
 
どんなにいいアドバイスも、習慣にできなければ宝の持ち腐れです。
脳にとってよい習慣を身につけることは生きていく上で重要なことだと思います。
 
著者はあとがきでこう述べています。
ともすれば、脳を効率的に使って人生を立ち止まらずに「有意義に」生きようぜというメッセージ性を含みがちなこの手の本にあって、とても当たり前のこととして共感できる一文でした。

私はこれまでの著書で、脳をボケさせないためには、目標を持って生活し、その中で発生する問題を一つずつ自分の脳を使って解決することが大切と書いてきました。しかし、逃げるしかない場面も当然あると思います。他人から見たら何でもないことでも、本人にとっては非常に辛いことである場面もあるでしょう。そういう壁にぶつかったときには、一度立ち止まって逡巡したり、心の傷が癒されるのを待ったりすることも必要です。
前に進むだけでなく、逃げたり、立ち止まったり、また動き出したりしながら、どこかへ向かっていく。それが普通の人の当たり前の生き方だと思います。
しかし、立ち止まったときに、何もしない人になってはいけません。脳機能が低下し、また、意欲を高めるきっかけもなくなり、次に動き出すことが難しくなってしまいます。
そういうときのためにも大切なのが、脳にとって良い習慣を身につけておくことです。
意欲が低下しているときでも、習慣として定着している行動であれば、無理なくできます。 P.210〜211

普段から、脳に良い習慣を身につけておくことは、当たり前に生きるためにも大切なことなのです。
明日からと言わずに、今日から始めてみよう。そんな思いにさせられる一冊でした。 
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

 
脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

 

 

 
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