[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]全ては感情次第/動きたくて眠れなくなる @kun_maa

こんにちは!順調にリハビリ勤務の日々を過ごしている @kun_maa です。
 
自分の行動は自分で決めているって思いますよね。
そんなの当たり前だろ!って言われるかもしれません。
 
でも、行動できるかどうか、そしてその行動が上手くいくかどうかさえも、その時の感情が支配しているとしたら、どう思いますか?
 
「動きたくて眠れなくなる」(池田貴将 著)
 

 
いわゆる典型的な自己啓発本です。これはまちがいありません。
 

自分の行動は自分の考えで決めていると人は思っているけど、行動できるかどうか、うまくいくかどうかさえも、そのときの「感情」次第。
だから、「感情」を自分の意思でコントロールすることで、望む方向へ自分自身を動かしていこう、というのが本書の趣旨です。
 

「意味づけを変える」「ちゃんと言葉にする」「感情は質問で変わる」「思い込みに気づく」「人を変える7ステップ」「決断をくり返せ」など、全部で29項目について、どのように自分や他者の感情を、よりよい方向に持っていくかがわかりやすく述べられています。
 

本書を読むと動き出したくなります。そういう意味では、タイトルに偽り無しです。
まるで大量に言葉の燃料をぶち込まれたような感じがします。
 
だから、心が疲れているときに読むのは、ちょっとつらいかもしれません。
 
実際、僕も少し疲れている時に読んだら、心はブレーキをかけているのに、本の内容はアクセル全開な感じで、疲労感が増しました。
だから、読むならできるだけ元気な時に読むことをお勧めします。

著者は最後に読者に問います。
「どんな夢に向かって、どんな生き方をしているのか、ただその事実だけが、自分が自分であることを認めてくれる。今日がもし人生最後の1日だったら、あなたはどんな風にして過ごすだろうか」と。
その答えを自ら考え、行動していくためのヒントにあふれた本だと思います。
 
本書の中でエピローグだけは、ちょっと他の項目と違った印象を受けました。
ここだけは、元気がないときに読みたいと思わせるいい内容だったので、最後に引用したいと思います。

生きているうちに、実現できないかもしれない。
そんな途方もない夢を持つことが出来た瞬間、人はたとえ今日一日で命が終わったとしても、「後悔しない生き方」ができるのかもしれない。

人生は先になにが待っているかわからない。
ただでさえこんなに苦しいのに、もっとひどい目に遭うこともあれば、ある日突然今までの苦しみが消えて、大きな幸福をつかむこともある。
だから、もう他人と比べるのはよそう。目標を達成できるとかできないとか、まわりからの評判がいいとか悪いとか、そんなことはどうでもいい。いまなにを持っているか、どこに住んでいるか、いくら稼いでいるか、そんなことで人生は決まらないからだ。
どんな夢に向かって、どんな生き方をしているのか、ただその事実だけが、自分が自分であることを認めてくれる。 P.169〜170
 
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