[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]インドに行ける人は運命で決まっている? @kun_maa

こんにちは!あ〜だから今夜だけは〜君を抱いていたい〜♪ 旅する男 @kun_maaです。

 
これから書くのは、もう20年以上も前の話です。
 
  • いざインドへ
 
誰かから聞いたのか、何かの本で読んだのか忘れましたが、「インドには一生のうちに行ける人と行けない人がいて、それは運命で決まっている」ということを耳にしたことがあります。
 
初めての海外旅行先をシベリア鉄道で横断してヨーロッパに向かうか、インドをこの目で見てみるか決めかねていました。
 
結局、カレーが大好きだったことと、先ほどの運命論を試してみたくてインドに行くことに決めました。
1人では不安だったので、これまた初海外の友人を言いくるめて同行してもらうことにして。
 
 
飛行機の乗り継ぎの関係で、タイのバンコクに1泊した翌日、人を疑うことを知らなかった僕は右も左も分からないバンコクでほぼ1文無しになりました。
 
その日の夕方の飛行機でインドのデリーに飛ぶことになっていたのに、お金がないことに気がついたのが飛行機のチェックインの3時間前。
 
警察への被害届(トラベラーズチェックの再発行に必要)やトラベラーズチェックの差し止めのための国際電話やらを友人のお金を借りて死にものぐるいで行いました。
 
ぐったりした僕は、飛行機の中でこれから先の心配と両脇を太ったインド人で固められた窮屈さで一睡もできずに疲労困憊のままインドのデリー空港に降り立ちました。
 
正直、もうこの時点で日本に帰りたかったです。
 
  • 僕を拒むインド
 
入国審査の行列に並び、友人が先に通過。
 
僕の順番になった時です。
係官が僕のパスポートを見ながら何度も手元の端末を叩き、こう言いました。
「お前は前にもインドに来たことがあるな。その時のパスポートナンバーを言え!」
 
なにを言っているのか意味が分かりませんでした。
パスポートは初めてとったものだし、インドに来るのも初めてだからです。
 
ボロボロに疲れているのに勘弁してほしいな・・と思いながらも拙い英語で「自分はパスポートもインドも初めてだ」と言い返すと、「そんなはずはない。嘘をつくな。前のパスポートナンバーを言え!」と言い返されてしまいました。
 
係官はまじめな表情で眼光鋭く、その目も笑っていません。
でも、僕に言えることは最初の台詞だけです。
 
不毛なやり取りが20分ほど続いたでしょうか。
いつしか僕の後ろに並んでいた人びとは他の列に移り、後ろには誰もいなくなりました。
 
すると、係官がセキュリティの人間を呼び、ライフル銃を肩から下げた2人の男に左右を固められるようにして、別室へと連れて行かれました。
 
なんだかわからないけど、これはインドに入国できないかもしれないな・・そう思いました。
 
そして、「インドには一生のうちに行ける人と行けない人がいて、それは運命で決まっている」という言葉も思い出していました。
 
バンコクで金を盗まれたり、入国審査で引っかかったり、インドは全力で僕を拒んでいるのだろうかと。
 
別室でも、最初と同じ質問が繰り返され、僕は同じ回答を繰り返すしかありません。
だって本当のことなんだから。
 
係官からは「お前は過去に2回インドに来ている!嘘はやめて本当のことを言え!」と何度も恫喝され、僕は涙目で「信じてください!」と繰り返すことしかできませんでした。
 
永遠にこの時間が続くのではないかと思われたとき、ひと際偉そうに見える入国管理官が部屋に現れました。
 
これが最後のチャンスだと思い、自分は初めての海外旅行で、パスポートを作ったのも初めてでインドに来るのも初めてである。どうか信じてほしい。と身振り手振りを含めて、必死で訴えました。
 
僕の話が終わった後、入国管理官同士でなにか言い合いをしていましたが、ヒンドゥー語なのでなにを言っているのかはわかりません。
 
やはり入国拒否でバンコクに送り返されるのかと思っていると、不意にその偉そうな入国管理官が犬でも追い払うように手で出て行けという仕草をしました。
 
元の入国審査のブースに連れて行かれ、パスポートにスタンプを押されてあっさりと解放されました。
 
  • インド入国
 
外では、友人とたまたま飛行機が同じだったという日本人女性2人が僕を心配して待っていてくれました。
 
そして、その横には日本大使館の職員もたまたま誰かの迎えに来ていたということで一緒にいて、僕らを車で宿まで送ってくれました。
 
車の中で大使館の職員に話を聞いてみると、最初の係官が賄賂を欲しがったのではないかということでした。
 
そんなことは思いもしなかった僕が金は渡さないし、大声で抵抗したので係官も引っ込みがつかなくなって、怪しい奴という容疑で別室に連れ込まれたのではないかとのことでした。
 
車の中では、大使館の職員がインドがいかにひどい国かを延々と話していました。
 
日本では報道されないけどレイプ被害に遭う者や、行方不明者が多くて大使館も困っているなどなど。
 
すっかり疲労困憊している僕に追い打ちをかけるように散々脅されました。
とんでもない国に来ちまったな・・とは思いましたが、なんとなく運命に勝ったような気がしました。
  • それから・・
 
盗まれたトラベラーズチェックの再発行のために1週間デリーに足止めをくらったり、高熱でうなされたり、下痢が治らなかったり、至る所でインド人にボラれたりしながらも楽しくインドを旅してきました。
 
また行きたいかと聞かれれば、答えはYesです。次はインドも僕を拒まないでしょう。
 
時にはインド人と交流したり

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タージマハルで遊んでみたり

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インド服でキメてみたり

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