[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]映画「キリング・フィールド」/君は知っているかい?150万人もの人が虐殺された国を @kun_maa

こんにちは!幽霊よりも、宇宙人よりも人間が恐い @kun_maa です。

 
アンコール・ワットに代表されるクメール遺跡群が有名で、最近では日本人観光客も増えていると聞きます。
アメリカはベトナム戦争中、カンボジアの共産勢力を叩くためにカンボジア軍に援助を行い、秘密裏に空爆も行っていました。
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ベトナム戦争の敗北と同時に、利用するだけ利用したカンボジアからも手を引いたアメリカ。その隙に乗じて政権を取ったのがクメール・ルージュ内で権力を握っていたポル・ポト派です。
 
ポル・ポト派カンボジアの政権を握った1975年から約4年間、中国の文化大革命を手本にした独自の政策を行った結果が、150万人とも言われている自国民の大虐殺です。
現在も、国連が支援しながらポル・ポト派幹部だった者への裁判が続いていますが、全容は解明されることはないでしょう。
 
「キリング・フィールド」 
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この映画は、そんな混乱の時期のカンボジアを舞台に、アメリカ人ジャーナリストとカンボジア人記者の友情と、戦乱の恐怖を描いた作品です。


<あらすじ>
 
アメリカ人ジャーナリストのシドニーと、現地の新聞記者であり通訳でもあるプラン(カンボジア人)はカンボジア内戦を取材している。
 
しかし、カンボジア内戦ポル・ポト率いるクメール・ルージュが優勢となり、アメリカ軍が撤退を開始する。この時、シドニーはプランの一家をアメリカに亡命させようとするが、プランは仕事への使命感から妻子のみをアメリカに逃がし、自分はカンボジアに残ることを決意する。
そして、シドニーとプランは取材活動を続けていく。
 
やがて、カンボジアは完全にクメール・ルージュに支配され、シドニーたちはフランス大使館に避難する。
シドニーや他社の記者は、外国人であるから帰国により逃れることができるが、カンボジア人であるプランは逃げることができない。
そこで、シドニーらはパスポートを偽造してプランをアメリカに亡命させようと画策する。
 
ところが、粗悪な印画紙に焼き付けたために、偽造パスポートの写真の画像が消えてしまい、プランを逃すことに失敗する。
そのためプランはフランス大使館を出ることを余儀なくされ、クメール・ルージュの支配する集団農場へと移送されてしまう。
 
集団農場では、人は特別な理由もなく銃殺されていく。
農場への往復の際に荷馬車に乗っていただけで銃殺され、作業が緩慢という理由だけで銃殺される。
 
また身分を隠していた元教師、元医師たちは、「クメール・ルージュは君たちを許す」という嘘にだまされて、身分を明かしてしまい、その結果、銃殺されていく。
 
プランは集団農場から脱走を図る。
 
その途中、プランが目にしたのはおびただしい人の白骨だった。
 
プランは脱走に力尽き行き倒れてしまうが、別の集団農場の幹部に助けられ、その幹部の身の回りの世話をすることになる。
 
一方、シドニーはプランの行方を捜すが一向に消息をつかめない。
ピューリッツァー賞を受賞した際に、カンボジアで取材仲間だった記者にプランを見捨てたと非難され、自責の念に駆られていく。
 
プランは、拾われた幹部に親身に扱われるが、元新聞記者であった経歴を隠そうとする。身分が明らかになると、元教師、元医師たちのように殺されてしまうかもしれないからだ。
 
しかし、その努力も甲斐なく、BBC放送を隠れて聞いているところをその幹部に見つかってしまい、インテリであったことがばれてしまう。
 
ところが、幹部はプランを銃殺せず、プランに自分の信条を話し出す。
その幹部は、「カンボジアを愛しているが、クメール・ルージュのやり方は間違っている」と言う。そして「自分に万一のことがあったときは、自分の子供をつれて外国に逃亡してほしい」と地図と金を渡す。
 
しばらくして、クメール・ルージュの銃殺をやめさせようとしたためにその幹部は殺されてしまう。
 
プランは幹部の子供を連れて他の仲間たちと国外への逃亡を図る。
 
プランらは、幾多の苦難に遭いながら隣国への逃亡に成功するが、幹部の子供は途中で地雷によって死亡してしまう。その逃亡先の難民キャンプでプランは、シドニーとの再会を果たす。 (Wikipediaより)

 
ニューヨーク・タイムズ記者としてカンボジア内戦を取材し、後にピューリッツァー賞を受賞したシドニー・シャンバーグの体験に基づいた作品だそうです。
 
プランが家族とともに国外に逃げるチャンスはあったのに、シドニーが態度をはっきりさせず(これは何と言い訳しようと自分の取材のためにそうしたとしか見えない)、それをプラン自身に決めさせることで自分のそばに残したときには、なんて卑怯な男だと思いました。
 
しかし、そんなシドニーのためにプランは危険なカンボジアに残ったのです。
僕はシドニーとプランの関係性に憤っていても、パスポートの偽造がバレてプランがフランス大使館を去るシーンでは涙が・・・。
さらに、最後にシドニーとプランが難民キャンプで再会するシーンではジョン・レノンのイマジンが流れるんですよ。
 
修羅場をくぐり抜けてきたシーンの後の再会でイマジンは反則だわ。
涙がぶわっとあふれます。
 
1984年製作の古い映画ですが、古さを感じさせないし、1970年代のカンボジアの様子や時代の空気をうまく取り込んでいる作品だと思います。
 
プランは生き残りますが、その陰で150万人ものカンボジア国民が意味もなく虐殺されていったことを考えながら観ると、いろいろと考えさせられる映画です。
 
ぜひ多くの人に観て欲しい映画です。
 
キリング・フィールド
1984年 イギリス映画
監督 ローランド・ジョフィ
出演 サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール、ジョン・マルコビッチ ほか
 
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