[ま]新宿御苑近くの「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-」は Thornbridge メインに常陸野ネストやうしとらが美味しく飲めるクラフトビールのお店だった @kun_maa
新宿御苑前駅から徒歩1分とすごく近い場所に2016年9月12日にグランドオープンしたばかりのビアバー「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-(ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア)」に行きました。
昨日書いた「Vector Beer Factory」でのブルワリー見学会後に2次会の場所として、木水さんから教えていただいたお店です。
看板と店の名前がイギリスっぽいと感じるのは僕だけではないはず。
それもそのはず。
この「HIGHBURY-THE HOME OF BEER-」は日本ではあまり有名ではありませんが、イギリスではとても有名な「Thornbridge Brewery(ソーンブリッジ ブルワリー)」の日本でのアンテナショップとして「Thornbridge TOKYO」の商標を取得しています。
店長(LANDLORD)の安藤さんがブリュワーとして「Thornbridge Brewery」で修行していたのも関係があるようです。
だってソーンブリッジについて質問するとすっげー熱く語ってくれるんすよ。あの情熱はハンパない。
それでも本家の「Thornbridge Brewery」が派手なマーケティングを行わないブリュワリーらしいのでそのやり方を壊さないように派手にソーンブリッジで飾り立てることはしていないそうです。確かに店内はけっこうさっぱりしています。
何気なく常陸野ネストビールの看板があるのは、安藤さんの日本での修業先が常陸野ネストビールだったから。
ちなみにVICE CHIEF(副店長?)の榮川さんがブリュワー修行したのはうしとらブルワリーなので、このお店のビールはソーンブリッジと常陸野ネストビールとうしとらブルワリーのビールがメインとなっています。
タップは11タップあり、僕らが訪れた時にはそのうちの5タップがソーンブリッジ、常陸野ネストビールとうしとらブルワリーがそれぞれ2タップずつで、残りの2タップがサッポロ黒ラベルとエビスビールでした。
樽生以外にもボトルビールの種類も豊富で、部屋に勝手に入って持ってきて会計をするシステム。この店ではドリンクも料理もすべてキャッシュオンです。
ボトルセラーの中はこんな感じ。なぜか広島カープのグッズにボトルビールが囲まれています。これはたぶん榮川さんの趣味ではなかろうか(聞き忘れちゃった)。
お店の紹介ばかりではなくそろそろ乾杯しましょうか。
参加者は僕と僕の友人とVectorのブルワリー見学で知り合ったけんさく君と男だけの3人組。もういい感じに酔っ払っているのですが美味しいものは美味しい。
他の2人が何を注文したのかは忘れてしまったけど、自分が注文したものはもちろん覚えているよ。
あ、そうそうけんさく君がオーダーしたソーンブリッジのワイルドスワンはビール界の上善如水のような感じで本当に水のような飲み心地だったのは覚えています。水みたいだけど美味い。
僕の1杯目はソーンブリッジのジャイプールというIPAです。このジャイプールはソーンブリッジの名を有名にした代表作。
グラスはソーンブリッジとは全く関係ありません。ハーフパイントとパイントはソーンブリッジのグラスがあるそうのなのですがMサイズという中途半端な量のグラスがないためこのグラスを使っているそうです。
強すぎない柑橘系のアロマと、トロピカルフルーツのようなフルーティーな香りが鼻に抜けるフレーバーがとても上品なIPA 。イギリスタイプのIPAではなくどちらかというとアメリカンタイプのIPAですね。最初に感じる苦味はそれほど強くないのですが、口に残る苦味はしっかりとあり、それも嫌な残り方をしないのでスッキリと楽しめます。
ジャイプールはインドの町の名前で、僕はずっと前に行ったことがあり懐かしくなって注文してみたのですが大正解でした。
2杯目は同じくソーンブリッジのベアステーツ。これは完全にアメリカンIPA 。
細かいところはかなり酔いも回ってきていて覚えてないのだけど、柑橘系の爽快感としっかりとした苦味が荒々しくなく上品に感じられたような気がします。
とにかく美味しかったというのは覚えていて、安藤さんに対して「ソーンブリッジにハズレなしですねー♪」とか偉そうに言っていたのはよく覚えています。
おつまみは「HIGHBURY フライドポテト」。普通のフライドポテトじゃなくてサツマイモらしきものや、よくわからないイモも一緒に揚げられてました。おもしろい。
こちらは「LANDROAD の茄子」水茄子を素揚げにして塩をふってあるだけなんだけど、これがすっげーみずみずしくて茄子の甘みもしっかり感じられて美味しいの。
京都の北野農園というところの水茄子だそうです。もう水茄子のシーズンも終わりですね。さよなら夏...
3杯目はソーンブリッジからうしとらブルワリーに浮気して「うっ!梅ぇ〜!!」というフルーツセゾンをいただきます。
思っていたよりは酸味が少なかったような気がします。もっと強烈に酸っぱくて酔いが覚めるのを期待したのですが...程よい酸味でさっぱり美味しくいただけました。
水はセルフサービスなのですが、水樽がかっこいいじゃないか。この樽の傷み具合が絶妙だよね。
ソーンブリッジをこよなく愛するLANDLORDの安藤さんはイギリスのプレミアリーグ所属チームのアーセナルの大ファンらしいです。でも、お店にスポーツバーみたいな色をつけたくないので、アーセナルグッズを飾ったりするのを控えているそうです。ただ1か所だけめちゃくちゃアーセナルになっている場所がお店の中にあります。
どこにあるか実際に行って探してみてください...ってバレバレか。
僕はサッカーに詳しくないので、これを書きながら調べたのですが「HIGHBURY」って店の名前はアーセナルの旧ホームグラウンドだった「HIGHBURY STADIUM」からとったんですね(未確認だけど間違いないだろ)。
現在は修業先のブルワリーのビールをメインにしていますが、そのうち自分たちでビールを醸造したいとお話をされていた安藤さんは、ソーンブリッジとアーセナルをこよなく愛する熱い男でした。
お店に行ったらぜひ彼に話しかけてみることをおすすめします。いろいろ教えてくれてとても楽しいですよ。
安藤さんの影響でソーンブリッジのビールをすっかり気に入ってしまい、ついハーフパイントのグラスを買ってしまいました。コースターはおまけでもらったジャイプール。
またソーンブリッジのビールを飲みに行きます!
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[ま]新宿でブルワリー見学と飲み放題!新宿ビアブルーイング見学会が楽しくてお得だぞ @kun_maa
以前ご紹介したことのある新宿御苑近くのIPAに特化したクラフトビールの美味しいお店「VECTOR BEER FACTORY」内にある醸造所「新宿ビアブルーイング」の見学会があるというので参加してきました。
都内で、しかも新宿でブルワリー見学ができるなんて意外でした。
事前のイベント紹介はこんな感じ。
10名限定ということでしたが、参加者は僕と友人を入れて4名でした。
申し込みは6人だったそうですが、2名は連絡なしでキャンセルのようです。そういうの本当やめたほうがいいよね。欠席するならせめて連絡くらいはしようよ。
見学会場は「VECTOR BEER FACTORY」です。
店内のテーブルに資料が用意され、まず最初にスタッフさんと参加者の自己紹介。
堅苦しいところがなく、仲間で集まって楽しく勉強でもするような雰囲気がとてもよかったです。
新宿ビアブルーイングでのビール製造過程の図。これはエールの製造過程ね。現在は週一で仕込みをし、2週間で完成。月1200リットル醸造しているそうです。
設備的にはラガーも醸造できるそうですが、発酵期間がエールよりも長いのと醸造技術の関係でエールだけの醸造を行っているとのこと。
醸造所を見学する前に早くも最初の乾杯。こういうのって楽しくていいよね。
ビールはもちろんオリジナルの「Vector PaleAle」と「グッドモーニングIPA」。
前回お店で飲んだ時には全く気がつかなかったんだけど、カウンター席の奥にすぐ醸造所があるんです。
タンクは全部で4つ。ひとつのタンクが350リットルの容量で300リットルの仕込みをしています。糖化から冷却までの工程に使うタンクが2つ、発酵用が1つ、熟成用が1つ。
説明してくれたのは醸造責任者の木水(きみず)さん。この醸造所の前は、あのサンクトガーレンで醸造を担当されていたそうです。
とても丁寧でわかりやすい説明な上に、質問にも気さくに答えてくれるのですごく勉強になりました。今までわからなかったことを知ることができていい時間だったなあ。
ただ飲んでるだけじゃわからないことも、造っている人に聞けばよくわかるのでこういう機会って大事だよね。
いろいろ知ればさらにクラフトビールを飲むのが楽しくなります。
使い終わって洗浄前のタンクの中を見せてもらいました。
こびりついた汚れは高温高圧アルカリ洗浄でも落ちないので、タンクの中に入ってゴシゴシと洗うそうです。閉所恐怖症の人には無理な作業。
じっくりと醸造所内の見学と説明を受けた後は、原材料の麦芽とホップのお勉強。
もちろんみんなでオリジナルビールを飲みながら。基本は飲みながら楽しく。
そのまま食べる麦芽はやさしく美味しい味わいなのですが、ホップは強烈です。
ペレット状のホップの匂いを嗅ぐまではいいとして、食べると口の奥や喉が痺れるような苦さとビールの爽やかな香りを1000倍くらいに濃縮して無理やり鼻に押し込まれたようなパンチのある匂いに悶絶します。
シトラホップが一番強烈。シムコーやチヌークもなかなかのものでした。苦いのが辛味に感じるくらいキツい。モザイクはほんの少しやさしかったような気がします。
麦芽は醸造所内に粉砕する機械を設置するスペースがないため、砕かれた状態のものを購入しているそうです。
砕かれた状態の麦芽だと販売されている種類が限定されてしまうので、使いたい麦芽が使えないということもあるとか。そういう点での苦労もあるんですね。
麦芽の袋。一袋20kgです。この「あらびき」状態の販売種類が少ないってこと。
ホップのペレットはこういう袋で売っています。1袋5kg入り。
さて、見学とお勉強のあとは同じ通りにある「Vector Beer」に場所を移して飲み放題の懇親会です。この段階ですでにスタッフさんも参加者もけっこう打ち解けた雰囲気になっていたので普通に楽しい飲み会になりました。
一番通り沿いの開放感ある席で気持ちよくビールが飲めます。
この日のビールは最初はこんなラインナップ。途中でどんどん樽が撃ち抜かれて変わっていきましたけど。
まずはみんなで乾杯!お疲れさまでした〜♪
店内もけっこうシンプルで素敵ですね。
タップ数は10なので「VECTOR BEER FACTORY」より少ないですが、それでも10タップあればなかなかのものです。
ビールはもちろん飲み放題。料理もけっこうたくさん出てきました。
それでは飯テロタイム。
カツオのカルパッチョ
ナスとパプリカのカポナータ
豆アジの洋風南蛮漬け
シーザーサラダ
ポテトフライ
忘れちゃいけない牛タン!
牛タン入りのパスタ(名前は知らない)
そしてただ飲んでおしゃべりしているだけではありません。途中でIPAを飲み比べて、そのIBU(ざっくり言うと苦さの単位な)を当てるというワークショップをやりました。最初に基準としてIBU15程度のカールスバーグを飲み、その後で順番に3つのIPAを飲んでIBUを判断します。
これがけっこうおもしろかった。IBU自体は使うホップの量などで計算により数値が出るそうなのですが、実際には出来上がったビールの甘味などが味覚に変化を与え、計算上の数値がそのまま味覚として感じる苦さとはイコールにならないことがあるのだそうです。
僕はプレストンIPAは惜しいところでハズし、志賀高原IPAはぴったり当てたのですが箕面のW-IPAが志賀高原の2倍もIBUがあるとは思いませんでした。
いやー、楽しいね。
ビールもたくさん飲んだのだけど全部美味しくて、メモも取ってないので感想は割愛。
ただ独歩ビールの「ピーチピルス」がすっげーピーチだったのと、城端ビールの「ブラッドオレンジ」がすっげーオレンジだったのは鮮明に覚えてる。
こんなに勉強になって楽しめて美味しいイベントが1人5000円とかお得すぎるだろって思いました。
毎月1回開催しているそうなので、興味がある方は是非「VECTOR BEER FACTORY」のTwitterをチェックしましょう。
帰る際には、有効期限なしのドリンク券もいただきました。太っ腹だな。
予定が合えばまた行きたいっす!
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[ま]りんごドットがかっこいい iPhone 7 Plus 用 abicase が届きました/本体はいつになるやら... @kun_maa
iPhone のケースってすごい多くの商品が巷にあふれていますが、僕が一番好きなのがひとつひとつ手作りで丁寧に仕上げられている abicase の本革製の iPhone ケースです。
初めて abicase を使ったのは iPhone 5s を使っているときから。使いやすくてかっこいいのが気に入って 5s 用のものと 6 Plus 用のものを2つずつ持っています。
今回、iPhone 7 Plus 128GB ジェットブラックを予約しているのですがさっぱり入荷連絡がありません。
7 Plus でも最初から abicase を使いたかったので、いつ iPhone の入荷連絡が来てもいいように早めに abicase だけ購入しておこうと思い、オンラインショップから購入手続きをしたのが 9月21日(水)。
その後、オプションのりんごドットを入れる位置について何度か製作者の abi さんとメールのやり取りをし、製作に取り掛かっていただいたのが9月23日(金)で、発送連絡メールが9月24日(土)の朝。
そして25日(日)には手元に届くという早業。いつもありがとうございます。
ゆうパックを開けるとプチプチに包まれた箱が登場。
プチプチを取り去るとロゴマークが型押しされたボール紙の箱が顔を出します。箱のロゴマークが1年半前に購入した時よりも豪華になっていました。
箱の中身は abicase 本体、送付状、取り扱い説明書とロゴの缶バッチ。以前のステッカーもうれしかったけど缶バッチのおまけも何気にうれしい。
今回購入したのは iPhone 7 Plus nswj というケースのチョコ色。それにオプションでりんごドットを赤で入れてもらいました。
革のいい匂いにうっとりしながら abicase ケースを眺める至福のひととき。
初めてりんごドットを入れてみたのですが、やっぱりいいなあ。本体のチョコ色とのバランスもイメージどおり。
ケースの内側にはカードホルダーが付いています。
iPhoneがSuicaに対応してしまえば使わなくなりますが、イザという時のために千円札くらい挟んでおきましょうか。
このストラップとリングが落下防止にすごく安心なんですよ。
iPhone を手にしているときはいつもストラップの先のリングに小指を通しています。うっかり手が滑っても小指の先にぶら下がるので大丈夫。
縫製がしっかりとしているのでとても丈夫です。今まで使ってきて縫い目がほつれたことは皆無。手入れをちゃんとすれば革の風味が変わってきて、よりiPhoneや手に馴染んでくるところが大好きです。
今使っている 6 Plus 用のケースと比べてみるとカメラ穴の部分が大きくなっているのがわかります。
さあ、これでケースの準備は整いました。あとは本体の入荷連絡待ち。まだまだ品薄状態は続いているようで、一体いつになったら手に入れることができるやら...
それまでは abicase を大事にしまっておきます。
早くこのケースを付けて iPhone 7 Plus を持ち歩きたいよ!
abicase の購入はこちらから。眺めているだけでもけっこうワクワクしますぜ。
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[ま]浅草でイギリス式のクラフトビールが楽しめる「CAMPION ALE(カンピオン エール)」がまったり美味しい @kun_maa
僕の場合クラフトビールの入口が BREWDOG の PUNK IPA だったのですが、あれってスコットランドのブリュワリーのビールだけど、どちらかというとアメリカンタイプの爽快感と味わいですよね。
以前イギリス式のリアルペールエールなんてのも飲んだことがあるのですが、どうもイマイチ好みに合わなくてどちらかというとイギリス式のビールよりもアメリカ系の爽やかさたっぷりのクラフトビールの方が好きだなあって思ってたんです。
ところが先日訪れた浅草の「CAMPION ALE(カンピオン エール)」というブルーパブのビールがとても美味しくて、こういうのをまったりと飲むのもいいなあって。
いいじゃんイギリス式!って初めて思いましたよ。
店構えは看板を読まなければちょっといいハンバーガーのお店かカフェかなって思ってしまう雰囲気。
この場所でビールの醸造もしているブルーパブです。浅草地ビールなんですね。
店内は1階と2階に飲むスペースがあり、1階はカウンター3席とテーブル3卓、2階にはテーブルが9卓あるそうですが今回は1階が空いていたので2階には行ってません。
1階席はこんな感じ。
僕が座った壁向きのカウンター席はこんな感じです。壁向きの席って落ち着くなあ。
この日は5種類のビールが提供されていて、樽からタップにつながっているようです。すべてイギリス式のクラフトビール。
店内の撮影許可はあらかじめいただいています。
いきなりIPAでもよかったのですが、その前に何か軽いのをって相談したら「エクストラライトエール」か「ウィート」がいいんじゃないかとアドバイスをいただいたので「エクストラライトエール」の2/3パイントを最初に注文。
こうやって目の前でグラスに注いでくれるのを見ているのは楽しいですね。
これがエクストラライトエールの2/3パイント(UKパイント)です。
いわゆる生ぬるいわけではなくて、冷やしすぎていない程度の感覚が美味しいです。
モルト感はあるのですが軽くて飲みやすいと思います。鼻に抜ける納屋の匂いのようなフレーバー(なんか変だけど他に表現が浮かばなかった)が初めての体験で、ビールって畑で作られた麦芽からできているんだよねってあらためて認識させられました。
炭酸が控えめなところもあって「エクストラライト」という名前から感じる軽さとは裏腹にのんびりと味わいたくなるビールです。
つまみに選んだのはフライドカマンベール。そのまま食べても美味しいんだけど、クランベリーソースをつけると淡い甘みと酸味が加わってさらに美味しい。
まったりと飲むイギリス式のエールによく合います。
店内からは提供中のビールの樽以外にも醸造中の樽が2つ見えます。タンクを見ながら新鮮なビールを飲めるのもブルーパブの醍醐味ですな。
グラスのサイズはこんな感じ。並んでいるとよくわかります。わかりにくいのは写真のせい。
2杯目はお店の定番ということなのでビターエールを飲んでみました。
今度はUKパイントで。
これはモルト感がかなりあります。カンピオンの定番だけあってどっしりとした感じ。これも冷え冷えではなくちょっとぬるめで飲むのが香りと味わいが引き立って美味しいです。
フレーバーはエクストラライトを強くした感じ(納屋っぽい)で苦味はけっこう残ります。よくわかんないけどイギリスのエールってきっとこういうやつがいっぱいあるんだろうなあ。飲むほどにどんどん好きになっていくね。今まで飲んだことのあるイギリス式のエールがまるで別もののように美味しい。
3杯目はいよいよIPA。もちろんパイントで。
初めてのイングリッシュIPAです。アメリカンタイプに比べて重たいボディとモルト感。爽やかさではアメリカンタイプには及ばないけど、そりゃ方向性が違うからだよね。しっかりとした苦味とボディ感ががクセになる美味しさです。
つまみはオニオンリングを追加。
これについてくるのは、見た目は普通のケチャップだけど香りがカレーというマイルドカレーケチャップ。これがすっげー美味しいの。
サックサクのオニオンリングにカレー風味のケチャップがすごく合うんだよなあ。もちろんカレーとIPAの相性はいいのでこれが合わないはずがない。
もっとまったりとイングリッシュスタイルを味わいながら飲んでいたかったのですが、すでにのんびりしすぎて次の約束の時間に遅れています…
次回はもっと余裕をもって来よう。イギリス式への期待感が低かったので合わなかったらすぐ帰るつもりだったんだけど、予想以上に美味しかったからなあ。ちょっと失敗。
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[ま]「砂肝のアンチョビガーリック炒め」と「チリハニーバターコーン」が手軽に作れてクラフトビールのつまみにおすすめ @kun_maa
相変わらずクラフトビールをひとり飲み歩いています。とはいえさすがに家で飲む方が圧倒的に多いです。
平日はスーパーの惣菜などでつまみを済ませてしまいますが、休みの日は簡単なものをビアバーで見たり食べたりしたものから想像しながら作ってみたりもしています。
今日はそんな中から比較的美味しかったものを2品ご紹介。
分量がいい加減なのでレシピと呼べるものはないのですが、なくても誰でも作れるんじゃないかな。
砂肝のアンチョビガーリック炒め
<材料>
- 鶏の砂肝(安売りしていたので293g使いましたが200gもあればいいと思う)
- にんにく(適量)
- アンチョビペースト(適量)
- パクチー(適量)
- 胡椒(適量)
- 唐辛子(適量)
- ライム(半個)
- オリーブオイル(適量)
<調理>
①砂肝を水洗いします。今回はスライス済みのものを購入したのですが、そうでない場合は自分で砂肝を切り開く必要があるのでご用心。スライス済みのものが売っていれば超簡単です。
②フライパンでオリーブオイルを熱してにんにくを炒めていきます。生のにんにくをスライスしたものの方が香りがいいかもしれませんが、僕は乾燥スライスにんにくを常備しているのでそれを使いました。
③にんにくの香りが立ってきたところで砂肝を投入。やっぱりちょっと砂肝が多すぎたかな。胡椒を少しだけ振り、にんにくとオリーブオイルを絡めるようにして炒めていきます。
④今回はアンチョビの缶詰が売っていなかったのでアンチョビペーストを使いました。これでまた難易度が下がります。砂肝が少し炒まってきたところにぎゅーっとアンチョビペーストを絞ってさらに炒めていきます。簡単でしょ?
⑤唐辛子の輪切りを入れてさらに炒めます。唐辛子も乾燥唐辛子の輪切りになったものを使うと手間いらずです。
⑥炒め終わったら皿に移して、半分に切ったライムを絞り全体になじませます(ライムを絞っている写真を撮り忘れました)
⑦最後に洗ってざく切りにしたパクチーを乗せて出来上がり。僕はパクチー好きなので山盛り乗せましたが、これはちょっとやりすぎでしたね。
味はアンチョビペーストの塩気がかなりあるので他の調味料を加える必要はありません。これだけでにんにくとアンチョビの風味とライムの酸味が効いたピリ辛の美味しい砂肝炒めの出来上がりです。
チリハニーバターコーン
<材料>
- 冷凍食品のとうもろこし(300g)(もちろん生のとうもろこしでもOK)
- バター(適量)
- チリパウダー(適量)
- はちみつ(適量)
- ライム(半個)
- 細切りチーズ(とろけるタイプ・適量)
- 塩(少々)
<調理>
①フライパンで自分の健康状態と相談しながら、ちょっと多いかなあと思うくらいのバターを焦げ付かないように溶かしていきます。
②ある程度バターが溶けたところへ冷凍のとうもろこしをぶち込みます。
手間をかけないために冷凍食品を使いましたが、ビアバーではとうもろこしの輪切りを使っていたのでその方が美味しいのかもしれません。でも食べやすさは絶対こっちが上のはず。とうもろこしとバターをよくからめながら炒めます。この時に少し塩を振っておきましょう。
③ある程度とうもろこしを炒めたらここではちみつを入れます。これまたちょっと多いんじゃないのって思うくらい入れてさらに炒めるとたぶんちょうど美味しい量になると思います。
④多少焦げ目がついていい感じになってきたら皿に移します。見た目が平凡すぎる。
⑤ここに半分に切ったライムを搾りかけ、さらにチリソースを振りかけます。
⑥さらにその上からとろけるタイプの細切りチーズをたっぷりとのせます。たっぷりのせてもとろけると量が減るので本気でのせた方がいいです。これで完成!
ビールのつまみに甘い物?って思う人もいるかもしれませんが、はちみつのやさしい甘さがチリパウダーの辛さとライムの酸味を引き立てて、チーズのコクととうもろこし本来の甘みも盛り立てるという獅子奮迅の働きをします。自分で言うのもなんですがすごく美味しいです。
どちらも簡単にできるので、一度に二つ作っても余裕です。食べ過ぎちゃうけどね。
この日はヤッホーのよなよなエールと合わせてみました。どちらもペールエールやIPAによく合うんじゃないかと思います。チリハニーバターコーンの甘さはスタウトにもよく合うんじゃないかな。
とても簡単で手軽に誰でも作れるので是非お試しあれ。これを加えたら、この材料にしたら美味しいんじゃないの?っていうアドバイスもいただけるとうれしいです。
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[ま]浅草の「捕鯨船」で美味しい鯨(くじら)料理を喰らう/くじら美味いよくじら! @kun_maa
浅草にあるくじら料理の店「捕鯨船」に行ってきました。
僕は最近まで知らなかったんですけど有名店なんですね。
店の面構えからして絶対美味しいに違いないという期待が高まります。
浅草演芸ホールの近くだけあって多くの芸人さんが訪れるお店。
ビートたけしさんも売れない頃から通っていたとか。たけしさん作詞作曲の「浅草キッド」の歌詞にも登場するというある意味浅草芸人さんの聖地みたいなお店なのかな。
看板にある鯨の「げい」と芸人の「芸」をかけた洒落がまぶしいです。
店内は長いカウンター席の先にお座敷がある作りになっています。僕はお座敷席でしたがカウンターはずっとお客さんが入れ替わり立ち替わりとても賑わっていました。
座敷から入り口の方を眺めるとこんな感じ。店内はけっこう狭いです。
そしていたるところに書き込まれたサイン、サイン、サイン。芸人さんたちのサインなのでしょうがとにかく多すぎてどれが誰だかほとんどわかりません。
(´-`).。oO(僕がサインしちゃっても誰も気がつかないよな...しないけど)
さあ、あなたは何人わかるかな?
これはさすがにわかるねアニマル浜口...芸人じゃない。
くじらの店だけあって鯨料理のメニューは豊富です。
刺身系はもちろん野菜炒めや焼きそばに入っている肉まで鯨なのはうれしいところ。捕鯨反対派の人が見たら青筋立てて怒るかな。美味しいから食べてみればいいのに。
ちょっとお高いですけどね。
どうして高くなってしまうのかよく考えてみよう...難しいことは抜きにして美味しければいいや。ちゃんと感謝して残さずいただきますし。
まずはメジャーなところで「くじらのベーコン」。ベーコンって名前だけど脂っこくなく意外とあっさりしています。柔らかくて美味しいんだよ。
続いて「くじらのさえずり(舌)」ですね。これは初めて食べます。
コリコリとちょっと軟骨のような食感が心地よく、さっぱりとした味わいの中に感じる噛むほどにしみるくじらの旨味がたまらんです。
この見るからに新鮮な感じのやつは「くじらの睾丸」。これも初めて食べました。もちろん同性として睾丸を食われる悲哀を感じながら食しましたよ。
これが美味いのなんのって。金玉って柔らかいんですね。臭みとか全然なくてすごく食べやすいです。睾丸だって言われなければわからない。
お次は「くじらの肝臓」です。
久しぶりに食べるレバ刺し。美味しいよレバ刺し。味は牛レバ刺しと変わらない感じで違いがわからない男でした。美味しければいいのです(๑´ڡ`๑)ぺろり
写真を見るとどこが野菜炒めなんだよ!って思われるかもしれませんが、これが「くじらの野菜炒め」です。ケチャップがかかったキャベツの千切りの下にくじら肉と野菜の炒め物が隠れているのです。
主菜と添え物の立場が逆転しとる...でも美味しい。美味しければ(ry
くじらの野菜炒めはビールのつまみにもいいのですが、ちょっとご飯がほしくなる感じのおかず料理でした。
お次は「くじらの竜田揚げ」。
ご年配の方にはあまりいい思い出がないかもしれませんが、ここの竜田揚げはすっげー柔らかくて美味しいです。嫌なクセとかもなく普通に竜田揚げ。これなら別に毎日でも食べたいくらい。給食に出ていた世代から聞いていた前評判が悪かったせいもあってとても美味しく感じました。
「くじら入り焼きそば」は昔のウスターソースのような懐かしい味わい。中に入っているくじら肉も全く違和感なく柔らかくて美味しいのです。これも毎日食べてもいいな。
「くじらのさしみ 赤肉」です。
やっぱくじらを食べるなら赤肉を食いたいでしょ。ちょっとまだ解凍しきってなくてしゃりしゃり感はありましたが、ほのかに感じるくじらの獣っぽい風味も美味しさに拍車をかけてとても美味しかった。ひとりで一皿全部食べたいくらい。
これはくじらを使っていませんが確か「昆布汁」だったかな。とろろ昆布が入っていてとてもやさしい味わい。心がほんのりと温かくなる感じがしました。きっとこの昆布汁の優しさで励まされて心温まり頑張った売れない芸人さんもたくさんいるはず。
実際胃袋は温まったんだけどそういう意味じゃないからね。
くじらが食べたくなったら浅草の「捕鯨船」に向かえば間違いなし!
くじら料理を堪能してすっかりいい気分です。「くじらだけ!」って叫びたいです。
くじらってすごく美味いよ。喰わず嫌いの若い人にもどんどん食べに行ってもらいたいなって思いました。
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